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2017.05.10 (水)
【Garmin】Edge520とOpenStreetMap

 310XT, 920XTとこれまではラン兼用のサイクルコンピュータを使ってきたが、この度ついにサイクリング専用コンピュータEdge520を手に入れた。地図を表示するためだ。北海道を走る分には310XT, 920XTの簡単なルート表示で何も不自由しなかったが、さすがに本州を何日も走るので地図を表示したかった。
 Edge520クラスの大きなサイコンになればmicroSDカードスロットがついているだろうからjnxなりOSMを入れてやればそれっぽく動くだろう。ということでロクに調べず注文したらEdge520にはmicroSDスロットは付いてねえ、本体メモリは100MBもねえ。Edge520は下位モデルなので地図機能は貧弱だった。本体容量に余裕があってOSMを入れられるのはEdge820. microSDが入ってjnxを扱えるのはEdge1000. ガッデム。よく調べなかった自分が悪い。

GR021681  Edge820に交換しようか考えていたところGARMIN EDGE 520J用の超コンパクトなOpenStreetMapを作っている救世主がいた。早速インストールして自宅付近や帯広へサイクリングした時にテストした。問題無く軽快に動いて素晴らしい。本州を縦断するには「本州西(WE)」と「北東日本(NE)」の二つの地図が必要になる。WEとNEの両方の地図データはギリギリEdge520に入るので「両方の地図をEdge520に入れておいて途中でリネームして入れ替える作戦」をとった。前半戦はWEの地図で走り、後半戦に突入する前に先生のPCを借りてgmapbmap.img(WE)をgmapbmap_WE.imgに変更し、あらかじめ入れておいたgmapbmap_NE.imgをgmapbmap.imgにリネームして事なきを得た。この二つの地図データをリネームして使うことで九州以外は網羅出来ている。地図データを入れ替える事は今後しばらく無い。2つのファイルを結合したファイルがあればこんな手間は必要無いが、単純に2つのファイルを結合したときに容量が単純に加算されるのかは不明。この辺の問題があるから4エリアに分かれているのだろう。
 九州の地図は入っていないので福岡から北九州の門司までは地図無しで走った。北海道では実際に本州の地図が表示されるかどうかテストすることはできない。福岡から門司まで頼りない一本のルートに沿って走った。本当に地図が表示されるかヒヤヒヤものだったが、門司に入った時にOSMが表示された時は嬉しくて感動した。あらかじめルートは引いてきているので、万が一OSMが表示できなくても敗退は無いが。

 サイクルコンピュータとしての性能は申し分ない。大画面で見やすい。電池持ちはまずまず。深夜0時に出て夜明けの6時までの6時間を10%のバックライト点灯、その後15時までの9時間をバックライト無しで走行して15時間で電池が切れた。GLONASSやBluetoothは当然オフ。310XTと違って充電しながらでも走れる。端子は裏側にありマウントに干渉しない。K-Edgeのマウントに載せたまま充電して走れる。長距離の時はモバイルバッテリーとケーブルをもっていけば電池は気にしなくてよい。別の記事で書いたがBluetoothでiPhoneに記録を飛ばすのも早い。310XTの上位互換となってくれて大変気に入っている。温度計が内蔵されているのも地味に楽しい。僕のEdge520はJではないので日本語の地名は表示できないが全く困らない。日本語版との差額は1万円。この金額をどう考えるかは使用者次第。完全に上位機種のEdge820, Edge1000を食っている。Edge520もまた"今年買ってよかったサイクリング用品オブザイヤー2017"のうちのひとつ。

2017.05.10 (水)
チェーン終了

GR021842  朝練バイクは3パーク。ペダルが重たくて限界だった。力を入れすぎるとチェーンがぬるりとクランクを滑る。歯に良くないので3周でやめた。チェーン伸びの影響がこれほどとは。シーズンインしてから3,000km以上走ったし、それ以前からいくらか乗っているだろうからもう寿命だろう。明日は雨降りなので交換しよう。チェーンを交換したらどれだけ軽くなるか楽しみだ。
 去年は良い時期に南へ出張したので奈良と北海道で2度桜を楽しめた。今年は桜の開花時期から外れるように移動したので満開の桜を見ていない。函館や札幌に着いた頃には既に終わっていた。

2017.05.09 (火)
聖地凱旋

GR021836  朝練バイクは滝野-真栄。今シーズンのみんなの朝練が既に始まっているというのでボスに顔を見せに行こう。と思いきや自宅を出て集合場所の札幌ドーム付近まで予想外に時間がかかって、結局みんなと合流できずソロトレとなった。追いつこうと頑張ったのでそこそこ良い負荷で走れた。良しとしよう。自宅から滝野へ行って帰ってくるだけで2時間半、60km以上走ることになった。半分は市街地で効率が悪い。僕のこれからの練習場所は「クルマでサンパーク行って帰りにそのまま出勤」という事になりそうだ。一緒に走ってくれる強いサンパーカーの出現を待つわ。
 しかしペダルが重い、重すぎる。昨日注油をしてみたがあまり効果が無かった。やはりチェーンを交換しないとダメだ。チェッカーを入れてみたところ1%にストンと入った。どうしようもない。チェーンの到着まで負荷トレだな。

GR021838  クリートを交換した。福岡へ出発する前からかなり減っていたが交換しないまま走っていたので大変だった。クリートが減るとペダルにハメるのに力が要る。発進するたびに「セイヤッ!!」とかなり気合を入れないとハマらない。そして黄色い部分が無くなると滑る。何度もコンビニですってんころりんしそうになった。クリートは説明書に書いてあるように3点のどれか一つでも欠けたら交換した方が良い。今日久々に新しいクリートで走ってみてハメやすさと歩きやすさに感動した。色のついた素材は滑り止め効果があったなんて知らなかった。

2017.05.08 (月)
【TOPEAK】Mini Morph

GR021837  僕がロードバイクに乗り始めた2012年には既にCO2ボンベが普及していた。日帰りサイクリングはボンベ2本、チューブ2本で十分。1泊2日なら2日目はやや低圧になるが、空気を入れなくても問題無く走れる。ゆえに今まで携帯ポンプが必要なかったので持っていなかった。このたび2泊以上のサイクリングを計画したので携帯ポンプを買った。評判の良いTOPEAKのロードモーフミニモーフで悩んだが小型のミニモーフを選択した。自宅でタイヤの空気を抜いてミニモーフで空気を入れてみたところ、110回のポンピングで6.5bar(95psi)に到達した。片膝を付いて利き手で体重を乗せてポンピングする。携帯ポンプで適正空気圧にするのはもっと疲れるものだと思っていたが意外とあっけなく入った。両モデルとも空気圧計付きモデルも販売されているが、"0barからのポンピング回数"と"好みの空気圧での手応え"を覚えれば空気圧計は不要。ミニモーフで6.5bar入れるのは簡単だったが、7bar入れようとすると一気に肉体労働度が跳ね上がる。高圧が好みの人はロードモーフを検討したほうが良い。ロードモーフは実物を見ると結構長いが中空なので軽い。両者の重量差は30gしかない。

 収納時の全長はロードモーフが35cmでミニモーフは26cm. ミニモーフはORTLIEBのサドルバッグLに入る。荷物が多いときはフレームに付ける。フレームに携帯ポンプを装着すると"旅バイク感"が出て美しい。しかし外付けすると雨や砂や石が当たって痛むのでなるべくはサドルバッグに入れたいところ。CO2ボンベ2本と口金を持つのと、ミニモーフを1本持つのとでは重量もカサ張り具合もそれほど変わらない。ボンベ2本は3回パンクしたら終了だが、ミニモーフは何度でもパンクできるという安心感がある。今後長距離を走る時はミニモーフを持っていくことにした。CO2のメリットは充填が早いこと。CO2は平日短距離サイクリングや通勤用にする。
 ミニモーフの完成度の高さには大満足している。携帯ポンプは一個目でアガり。とても良い買い物をした。まだ携帯ポンプを持っていない人、7barまで上げない人はミニモーフで間違いない。

2017.05.07 (日)
最終日 銀の弾丸

GR021827  25時起床。近所のすき屋でゆっくりご飯を食べて26時に出発した。今日は函館から江別の自宅へ帰る。ルートは色々考えたが最も簡単な230号中山峠経由で行くことにした。クルマで何度も通っていて地図を見なくてもいける。深夜の函館市内はクルマがほとんどいなくて快調。大沼に入ると急に気温は下がってシビれる寒さだ。温度計は2.8度を指していた。大丈夫、すぐに日は登る。これ以上状況は悪くならない。振り返ると駒ケ岳のシルエットが美しかった。

GR021828  八雲でようやく朝が来た。大沼で小雨に打たれたが八雲に入る頃には上がった。秋田あたりからペダルが重たいと思っていた。昨日確認してみるとチェーンがだるだるに伸びていた。あと1日くらいなんとかなるだろうとそのまま来てしまった。これが沼の中を走っているように脚が重たくて、ちょっとした坂でもインナーを使わされてかなり厄介だった。昨日のうちに交換しておくべきだった。

GR021832  豊浦を抜けて洞爺湖沿いのアップダウンに耐え、ルスツに入ればもう残り100km. 久々に羊蹄山を見た。洞爺湖は曇っていて写真無し。喜茂別に入ると雨が本降りになってきた。雨宿りするか悩んだが坂を登っているうちは暖かいから大丈夫なので耐えることにした。幸い中山峠の頂上付近で雨は上がった。助かった。下りで降っていたら地獄だ。

GR021834  札幌市のカントリーサインを見てついに帰って来たと実感した。江別市民だけど。

GR021835  下りで右手のクルマに退路を塞がれ段差を回避できず、前後輪同時にパンクした。さらに前後輪両方リムが曲がった。相当振れている。ここまでパンク無しで来たのに最後の最後にこんなイベントが待っているとは。中山峠怖すぎ。チューブを入れて走り出したがリムが変形しているのでブレーキの効きが悪い。あまりスピードは出せない。自宅まで残り30kmはゆっくり帰ってきた。15時頃に家に着いた。洗濯をしてご飯を食べて銭湯へ行った。自転車の片付けは明日やろう。

GR021518  初めての輪行、初めての道外、初めての連泊と初めてだらけだったがそこそこ上手くいった。ありがとうパナチ号。今回もっていったがほとんど使わなかった装備や、逆にもっていかなかったことを後悔した装備がある。行動や補給に関する反省もたくさんある。僕のGWは山スキーと沢のちょうど間の季節でサイクリングにちょうど良い(サイクリング以外に遊びの選択肢が無い)。来年は今年の反省を活かしてもっと楽しく上手に効率的にサイクリングをしよう。内陸の山岳、太平洋側、九州、四国、沖縄、離島、まだまだ自転車で行ってみたいところがたくさんある。
 目を瞑ってこの10日間のことを考える。浮かんでくるのは浜田のアップダウン、加賀の雷雨、輪島の冷え込み、そして笹川流れの恐怖と朝焼。しんどい思い出の方が心に残る。メンタルもフィジカルもまた一段と強くなった。山もサイクリングも日常生活でも「あの時に比べたら」という気持ちが様々な困難や逆境に立ち向かうためのエネルギーになる。長期の自転車旅行は良い。もっと若いうちにやっておくんだった。

result 28(金) 福岡-下関 90km +580m
29(土) 下関-出雲 320km +3,320m
30(日) 出雲-舞鶴 320km +2,430m
01(月) 舞鶴-金沢 240km +1,720m
02(火) 能登周回 340km +3,060m
03(水) 金沢-新潟 330km +1,700m
04(木) 新潟-秋田 300km +1,770m
05(金) 秋田-大間 260km +1,780m
06(土) 完全休養
07(日) 函館-江別 260km +2,450m
合計 2,460km, +17,280m

2017.05.06 (土)
9日目 函館満喫

朝ごはんはラッピで開店待ちからののり弁当。オムライスと迷ったがのり弁にした。うまし。

昼はライハの漫画を読んでだらだら過ごした。水、ビタミン、タンパク質の摂取は忘れない。たまに体を伸ばして回復に努めた。夕方には雨が上がっていたので少し自転車を漕いで五稜郭公園へ行ってきた。桜は3割ほど残っていた。

ラマイの前を通るとえらい空いていたので吸い込まれた。函館まで来てラマイへ行かなくても。その後は谷地頭温泉で汗を流して早めに就寝。明日でこの自転車生活も終わり。

2017.05.05 (金)
8日目 別れと再出発

今日も元気に24時発。昨晩泊まった"あゆっこ"は素敵な宿だった。部屋は綺麗でご飯がうまい。また来たい。今日もなかなかの冷え込みだが、昨日の笹川流れの地獄を抜けてきた僕らには問題にならない。走っていれば必ず朝が来るのだ。

まずは110km離れた新青森駅に先生を送り届ける。青森県の手前でヤタテ峠を越えた。ここは斜度も距離も道路も申し分なく100点満点をあげたい峠だった。真っ暗なのが残念だが。来年のGWは内陸の峠越えにこだわって日本縦断をやるのも楽しそうだ。200km, +4,000mを毎日続けるような。

僕は脚の調子が良かった。青森まで結構いいペースで上げてきたが、先生は遅れることなく着いてきてくれて嬉しい。強い。僕の母と同じ歳とは思えない。こんなに走れる50代が日本に何人いるだろう。
始発の時間には余裕で到着した。記念撮影と先生へのお別れを済ませて僕は大間を目指した。

新青森駅から大間まで160km. フェリー乗り場には16:30に着けばいい。まだ11時間もある。15km/hで走ったって間に合う。とりあえず駅近くの吉野家で腹ごしらえをした。

先生を青森まで送り届ける仕事は終わったしフェリーの時間まで余裕。ここまで結構飛ばしてきたので脚もダルい。国道4号は道路がガタガタで疲れた。どうも掛からないので野辺地で1時間くらい眠った。朝の涼しさと日差しの暖かさが心地よかった。

野辺地を越えるといよいよ下北半島だ。函館の立待岬から何度も見たことがあるが足を踏み入れたのは初めてだ。途中、湧水亭という茶屋でグルメ休憩。湧き水で顔を洗いボトルに水を入れた。サイクリストには湧き水を見つけると吸い込まれてしまう習性がある。

横浜の町は菜の花が美しかった。最盛期は5月末で、菜の花のお祭りも開かれる。野辺地から"むつ"までかなりの数のサイクリストとスライドしたが、追いつき追い越しは無かった。なぜだ。結局この旅では一度も野良バトルや即席トレインは無かった。

むつから北東へ進路を変えるといよいよ海は右手に変わる。太平洋だ。太平洋沿いは風向きが変わり、ここから猛烈な向かい風となった。風間浦の辺りはかなり厳しく歯を食いしばって我慢の時間だった。

そしてようやく大間にたどり着いた。本州最北の地だ。雰囲気が宗谷岬とそっくりだった。すぐ近くに函館が見えた。

フェリーの時間まで3時間近くあるので大間温泉でまったりした。大間温泉は380円と格安で熱いサウナ、冷たい水風呂と文句なしだ。"熱いサウナ、冷たい水風呂"というフレーズは僕のヤマレコの記録中の短い風呂レビューに度々登場する。何を当たり前のことを、と思うかもしれないが世の中にはぬるいサウナやぬるい水風呂が多く存在するのだ。

フェリーはスッカスカだった。夏休みは混むがGWの北海道はこんなもんだろう。いや、青森-函館はもっと賑わっているのかもしれない。今回は恐山をスルーしたので今度下北半島へ行くときは立ち寄りたい。今回の旅は自転車で本州を走り抜けることが目的だったが、その過程で"次は寄っていこう、明るい時間に通ろう"という観光地をたくさん知った。これは大きな収穫だった。特に笹川流れな…。

自転車は輪行袋に入れればタダだが、バラすのが面倒なので1,000円払って預けた。輪行袋は往路の飛行機で一度使っただけで以降はずっとお荷物だった。福岡空港へ降りたら輪行袋を自宅へ送ることも考えたが、自転車か身体が自走不能になったら袋に入れて帰らなければならないのでずっと持っていた。

ついに北海道、函館へ上陸した。ここまで予定通りに行けたのは天気が味方してくれたおかげだ。

とりあえず夕食。自転車を5分も漕げば櫓屋到着。久しぶりの花火は美味かった。

今日の宿は自動二輪時代に何度もお世話になったライダーハウス、ライムライト。途中、函館駅を通るので"親子"の前で記念撮影をした。今から自転車を解体してスーパー北斗に乗れば余裕で自宅へ帰れるがそれじゃダメだ。

明日は全道的に雨が降るので函館に滞在することにした。愛する函館に丸一日"グルメ滞在"できるなんて幸せだ。明日は一回転もペダルを回さなくてよい。

ライハは3割ほどしか埋まっていなくて空いていた。昨日一昨日は満員で10組以上お断りしたそうだ。誰のイビキも聞こえない静かな夜だった。


260km, +1,700m, 13時間の旅だった。前半はかなり飛ばしたが後半はのんびりグルメライドだった。

2017.05.04 (木)
7日目 朝焼けの彼方へお前を遮るものは何もない

今日も元気に24時発。昨日は5時間眠れたので少しはマシだ。外はめちゃくちゃ寒い。温度計は6度を指していた。新潟市から海沿いへ出てひたすら海岸線を北上した。笹川流れという有名な観光地を通ったが、真っ暗で風は冷たく波の音しか聞こえない。民家も少なくコンビニもない。恐ろしいところだった。

下ハンを持って歯を食いしばり、ライトの明かりを頼りに無心でペダルを回した。風が冷たすぎて死ぬ。曲がれど登れど次の街は来ない。早く朝が来てくれと祈った。気持ちが限界寸前で脚が止まりそうになったときに釣り人が"がんばれ!"と声をかけてくれた。途端になぜかボロボロ涙が出てきてしゃっくりが止まらなくなった。人にがんばれって言われたのは久しぶりな気がした。気づけばあたりは明るくなっていて遠くに鳥海山が見えた。寒さも和らいでいた。体の奥底から力が湧いてきた。気持ちも全回復した。まだまだ行ける、行くしかない。

日が登れば気温はぐんぐん上がる。なぜか明るくなると向かい風になるが、多少の風は今の僕の敵ではない。新潟を抜け山形を抜け、鳥海山がどんどん近づいてきた。

国道7号はところどころ遠回りしているので下道を通る。この下道からの景色がなかなか良い。

新潟を抜け山形を抜け、ついに秋田県までやってきた。初めて東北に足を踏み入れた。秋田ではまだ桜が残っている。

先生が秋田市で好きなものご馳走してくれるというのでびっくりドンキーへ。ホントにドンキーでいいのか?と聞かれたがいいのです。僕はドンキーを愛しています。

秋田市からは北秋田市へ向かうため国道285号を通る。僕も先生もルート上の峠のリサーチはテキトーなので、何が出てくるかわからない。この285号は峠が2つあり、どちらもなかなかの距離、斜度だった。舗装は綺麗で広くてかなり快適。秋田のサイクリストはこんな近くに良い峠があって羨ましい。

今日は余裕を持って宿に着いたので3日分の記録を書いた。前日、前々日のことはあまり覚えていないので適当になってしまって残念だ。


300km, +1,700m, 15時間の旅だった。大きな山岳のない300km程度では、脚に疲れが溜まるどころか翌日にはより回復するようになってきた。やっと福岡から東北まで来た。明日はついに愛する北海道に上陸する。7日前は九州にいたという実感が無い。本州は意外と小さい。

2017.05.03 (水)
6日目 Midnight Riders

24時金沢発。今日からは先生と二人で青森を目指す。眠すぎ。2日連続睡眠不足が続いていてキツイ。交通量の多い国道8号線はなるべく深夜のうちに通過したい。途中で富山県に入って抜けたが真っ暗だった。今回の旅では富山は夜の街しか通らなかった。

新潟県の交通の難所、親不知の手前で朝を迎えた。親不知は狭く、斜度もそこそこでぐにゃぐにゃ曲がっていてスリリング。トラックがガンガン通る。出力高めでスパッと通過した。自転車で積極的に通りたくはないが、楽しくないかというとそうでもない。

縦に長い新潟県だが本日の目的地である新潟市は北の端にある。ずーっと海沿い。アップダウンもそれなりに激しい。昨日の能登で脚は使い果たしていると思いきやまだ力は出た。力を入れずに自転車を速く前に進ませる技術が上がる。

今日も暑い一日だった。GW後半戦でどこも人がいっぱい居る。道の駅はお祭りのようだった。おやつにイカ焼きとツブ焼きを食べた。うまし。後半戦は結構好きなものを食べている。甘いものも穀類も。

本日の宿の手前で事故通行止めを食らった。相当迂回しないと宿へ行けないので待つことにした。5分もするとトンネルから大破した車が運ばれてきて通行止めは解除された。待ってみるものだ。


340km, +1,700m, 16時間の旅だった。宿に着いたのは16時で僕は眠さの限界だった。記録を書く元気もなく即就寝。長い一日だった。

2017.05.02 (火)
5日目 keep you burning

今日は金沢停滞。福岡空港からここまで900km走ってきた。今日はチョロっと乗って休んで脚を溜め、明日からの青森行きに備える予定だった。しかしすんばらしい晴れ予報。先生が能登一周してきたら金沢で一番美味いうな重を食わせてくれるという。休むという選択肢は消えた。

深夜一時に金沢出発。寒すぎ。輪島の温度計は4度を指していた。生脚はシビれる。つま先の感覚がない。睡眠時間が不足していたためか全然出力が上がらずフラフラだった。吐き気もする。二日酔いかもしれん。昨晩は少し飲んだだけなのに疲れのせいで酔いがまわるのが早かった。

輪島は綺麗な町だった。まだ誰も起きていない。輪島までは寒くて寒くて試練だった。

空は明るいのにいつまでたっても日が当たらなくてつらかった。ようやく太陽が高くなって復活。それでも寒くて震えるが真っ暗よりマシだ。

輪島から珠洲までの間は道路が綺麗で広く車通りは少なく快適だった。能登は素晴らしい。北海道のと快適な道路に慣れたサイクリストにも安心してお勧めできる。

今回は1日周回の弾丸ルートだが、次に来るときは半島のどこかの宿で一泊して島をのんびり観光したい。

椿展望台ヒルクルイム。峠の手前に距離、標高差、斜度、最大斜度が書いた看板があった。これ立てた人は自転車乗りに違いない。こんな看板を見たらアタックせずにはいられない。

当初は弱気な計画を立てていた。3日連続のサイクリングで疲れているだろうから、金沢から輪島往復200km程度にしておくつもりだった。しかし能登半島は輪島の奥が素晴らしかった。頑張って狼煙灯台まで行ってよかった。

灯台まで170km. 帰りも170kmある。途中で猛烈に眠たくなってきた。道の駅桜峠の隅に積んである土嚢をベッドにして30分寝た。頭はシャキーンとスッキリしてパワーが出てきた。まだまだいける。

珠洲の街を抜けると能登島へ向かう。向こうに白い飛騨山脈が見えてテンションup. この辺から向かい風になってきたが、なぜか出力はモリモリ上がった。

一つ目の橋を渡って能登島上陸。すぐに二つ目の橋を渡ってさよなら能登島。滞在時間は30分にも満たない。

楽しい能登島を出たらあとは金沢まで見所はない。車通りの多い市街地をひたすら耐え続けた。気温は25度を超えていて暑かった。無事先生宅に戻るとお約束通りうな重が待っていた。美味しゅうございました。初めて食べたよ。うな重。


340km, +3,000m, 15時間の戦いだった。今日はシビれるサイクリングだった。距離と登りは日高山脈周回と同じくらい。これで日勝峠が通れるようになったら安心して周回しに行けるな。
能登半島は本当に素晴らしかった。疲れは溜まって限界に近かったが頑張ってよかった。

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