2017.10.15 (日)
北海道の登山者に向けた自転車のススメ
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 僕は「山登りが好きな人はサイクリングにもハマる」と確信している。そして体力維持・向上のため多くの登山者にサイクリングをしてほしいと思っている。特に北海道に住んでいる人。僕は今年の春に本州日本海側を自転車で縦断した。そのときに本州の道路の狭さ、車と信号の多さに驚いた。北海道に戻ってきて自転車に乗るとなんと快適なことだろう。大都会札幌に住んでいても西へ行けば積丹余市倶知安、南は支笏湖洞爺湖、東は長沼や平取、北は道民の森。ちょっと走ればすぐ大自然。札幌以外の街に住んでいる人は玄関開ければ大自然だろう。自転車は冬の間は乗れないが北海道には雪遊びがある。季節に合った一番楽しい遊びに集中すれば問題ない。オフシーズンはウェアや装備のカタログを見たり用品を買い集めたり、雪が溶けてから走るコースを考えてモチベーションを維持するのもよい。
 この記事を書いている10月はこれから冬に入ろうという季節だが、自転車は今の時期が買い時だ。自転車業界は9月から10月にかけて来期モデルを発表-投入するので型落ち品は1~2割引で安く買える。そして秋の自転車屋は春や夏ほど忙しくはない。相談すれば親身になって聞いてくれる。北海道に住んでいてサイクリングをしないなんて勿体ない。さあ買うんだ。今すぐに。自転車を。

 ※余談だが僕の知らない"北海道でこれをやらないなんて勿体ない"という遊びは山ほどあるんだろうな。釣り・ヨット・カヌー・カヤック、パラグライダー・気球、MTB・狩猟などなど。時間が無限にあればどれもやってみたいが今は時間が足りない。今一番興味があるのがカヌー・カヤック。ツーリングカヤックというジャンルがあって小型の船に食べ物や幕営具を積んで一日何時間も漕いで移動する遊びらしい。船も低負荷長時間運動で面白そう。興味がリミットを超えたらある日突然フネブログに変わるかもしれない。

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 ■山登りと自転車は共通点が多い
 どちらも身体を動かしながら流れる景色を楽しむ遊び。行く先々の写真を撮ったり、グルメ巡りをしたり、走り終わった後の温泉や酒など楽しみ方は様々だ。装備道楽もある。家で自転車やパーツ、ウェアのカタログを見ているだけで楽しい。挙げればキリが無いほど山登りとサイクリングの楽しみ方は似ている。そしてどちらも低負荷長時間の運動だ。はじめは1~2時間でクタクタになるが、少しずつ距離や時間を伸ばしていけば一日でとんでもない距離を移動できる。サイクリングは山と違って途中で商店が利用できる。行動時間に応じた食料を担ぐ必要のある登山に比べ、サイクリングの長時間行動の敷居は更に低い。
 クルマやバイクなら一瞬で移動できる道路を、2~30km/hしか出ない自転車で走って何が楽しいのかと思うだろう。これはサイクリングをやる人にしかわからない。化石燃料のエネルギーで移動するのと、自分の血と骨と筋肉から生み出されるエネルギーで移動するのとでは同じ場所を通った時に見える景色、同じ場所に着いたときに見える景色が全く違う。特に峠からの景色。山登りをする人ならわかるだろう。ヘリで降り立った山頂と自分の足で登った山頂から見える景色が同じであるはずがない。また自転車は視界を流れる速度が自動車やクルマに比べて遅いため、今まで見過ごしていたものが自転車からだと見えることがある。度々ある。

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■自転車はランニングより敷居が低い
 僕は山登りのためのトレーニングはランニングが最も効率的だと考えている。しかし舗装路の上を走るのは誰にでも簡単に出来ることではない。そもそも人間の身体は舗装路を走る造りになっていない。体重の軽い子供の頃は問題なくても、訓練をしていない大人がいきなり舗装路を走るのは難しい。多くの人が頑張りすぎて関節を痛めている。歩く→小走りで短距離を走る→速く短距離を走る→小走りで長距離を走る→速く長距離を走るというように、ある程度走れるようになるまで段階が要る。体重を適正に戻し、脚力とフォームを鍛えてようやく舗装路を速く長く気持ち良く走れるようになる。
 対してサイクリングはランニングと違って着地の衝撃が脚に来ないため身体、特に膝関節への負荷が少ない。また体重はサイクリングの場合あまり問題にならない。普通の人がいきなり2時間走るのは難しいが、サイクリングなら2時間程度は意外と誰にでもいける。2時間あれば3~40kmほど進んでイイ汗がかける。「減量のためにランニングを始めたいが、体重がありすぎてまともに走れない」というような「オシャレな服を持っていないので服屋に行けない」的な問題はサイクリングでは発生しない。誰でも今すぐに始められる。

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■山登り以外の"身体を動かす遊び"を増やす
 山は天気が不安定。休日なのに午前中は雨。家族がクルマを使うので山へ行けない。休日なのに用事があり限られた時間しか使えない。こんな休日はサクッとサイクリングに限る。山へ行かない日は運動せずにのんびりしているという人は身体を動かす遊びの選択肢を増やすためにサイクリングを始めると良い。仮に平日にトレーニングをしない週末登山者が一度山へ行くのを休むと、2週間まるまる運動しないことになる。2週間も運動しないと体力はガンガン衰える。そこで山へ行けない日はサイクリングを挟むと体力は衰えるどころか維持・向上する。欲を言えば週末登山者は水曜日にもサイクリングを入れたい。水曜日だけ1~2時間早起きしてせっせとサイクリングで汗を流す。これだけで体力がメキメキ向上する。
 またサイクリングは登山やランニングとは使う筋肉が異なる。山登りで膝や腰を痛めたという話はよく聞く。その膝や腰の痛みはサイクリングでは影響が出ないかもしれない。山は一旦お休みして、痛みの出にくいサイクリングにハマッているうちに他の部位が鍛えられて、いつのまにか山登りでも痛みが出なくなっているかもしれない。故障して運動ができない期間は、別の運動を始めることで故障の治療と体力維持を狙うことができる。サイクリングの話をしている途中だが、水泳や水中ウォークも別の筋肉を使いつつ体力向上が狙えるのでオススメだ。

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■自転車のリスク
 自転車の良いところばかり語ってもうさんくさいのでリスクについて書く。
・初期投資と維持費がかかる
これはどうしても避けられない。車体に10万、ウェアに2万、メンテナンス用品に3万と最低15万円の出費は覚悟したほうが良い。まわりに自転車に乗る人がいれば融通してもらうとよい。また変速・ブレーキワイヤーやチェーン、タイヤ、チューブなどは消耗品である。年間走行距離にもよるがワンシーズン最低1~2万円の維持費は必要である。
・修理・メンテナンス技術がいる
パンク修理、変速調整、チェーン清掃、簡単なメカトラブルの修理が出来なければならない。人や車の通らない田舎道、山道で自走不能になったときに修理ができないと一人で出かけることができない。北海道の道路は交通量が少ないため自転車で走るには快適だが、裏を返せば助け船が通る数も少ない。
・交通事故のリスク
目立つ色のウェアを着る、反射板・ライトを点ける。もらい事故防止のためにはクルマから見えやすいように気配りする必要がある。また自分自身が事故を起こさないために疲れてきたら休む、疲れている時に乗らない、眠たくなったら眠る、腹が減る前に食べる。これは山でも同じ。狭く危ない道をコースに入れない、トンネルは避ける、交通量の多い時間帯に市街地を通過しないなど計画段階でも交通事故のリスクには常に目を光らせる必要がある。
・怪我のリスク
自転車もやりすぎは関節を痛める。よく聞くのは膝と腰。これらは大抵オーバーユースによるものだ。痛くなったらすぐにやめる。この当たり前のことを守れば怪我は発生しない。どこかが痛み始めるということは無理な動きをしているということで、まだその距離・速度を走る域に身体が達していないということ。走行距離や速度を伸ばすためには訓練が必要だ。誰もがはじめから100km, 200km走れるわけではない。

 長くなった。僕がどれだけサイクリングを愛していて、どれだけ多くの人にサイクリングを始めてほしいか伝わっただろうか。北海道に住んでいてサイクリングをやらないなんて本当にもったいない。新しいことを始めるのに年齢は関係ない。これを読んで一人でも多くの人がサイクリングを始めてくれると嬉しい。
 僕が何十年も歳をとったらいつか山登りはやめるかもしれないが、サイクリングはいくつになってもやめないだろうという気がしている。

2017.10.15 (日)
2017乗り納めライド
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 2017年乗り納めライドへ行こう。路面は凍結していないので乗り納めるにはまだ早いと思われるかもしれないが、この時期の日照時間は短く、一日のうちで暖かいのは8~14時の6時間程度となる。日が出るまではマジで寒い。しかし日が出るまで待ってから出発するようでは休日を一日消費するアクティビティとしては物足りないので10月2~3週でサイクリングはすっぱりやめることにしている。今年も乗り納めライドにはシロを誘った。拠点はアヨロ。コースはホロホロ峠、洞爺湖一周、オロフレ峠。170km, +2,300mのほどよいサイクリングとなった。

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 6時のアヨロの気温は2度だった。手足の末端がシビれる。GWは2度でも元気に乗っていたが、サイクリング熱が高く寒さに慣れている春先と、寒さ耐性の低い秋では同じ2度でも感じ方が全く違う。まずは元気にホロホロ峠を登る。登っている時は温かいが下りのことを考えると憂鬱だ。いっそずっと登らせてほしい。峠の木々はなかなかの色づきだ。今日のコースはこの辺りにして正解だった。

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 そういえばこの峠は白老川を遡行するときの駐車場があった。懐かしいなーと思いながらせっせと登る。ホロホロ峠は距離も斜度も優しい。気持ち良く登ってあっという間に最高地点へ着いたら地獄の始まりだ。

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 下りは猛烈な向かい風で涙が出るほど寒かった。今日は日が出るから寒さは大したことないだろうとナメてシューズカバーをつけてこなかったのでつま先がシビれまくりだった。昨晩は凍結していたのでは。

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 壮瞥まで下るとセイコマが出てきて一休み。温かい飲み物を飲んで復活したら洞爺湖一周。洞爺湖も東半分は風が強くて歯を食いしばりながらローテーションを回してせっせと走った。洞爺湖はまったり景色を楽しみながら周回できたらいいなと思っていたがゆるポタとは程遠いガチポタだった。

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 洞爺湖は寒々しい空をしていた。一周したら先ほどのセイコマに再びピットイン。次のオロフレ峠に向けてしっかり補給して出発。ここまで120km. 時刻はまだ11時前だが寒すぎて既に結構疲れていた。

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 去年の春の乗り出しはオロフレ峠だった。乗り出しでいきなり200km近く走ったものだから、コースの最後に登ったオロフレ峠はかなりキツかったのを覚えている。なので今日は覚悟していた。ギアが足りるかドキドキだったが普通の斜度の普通の峠だった。壮瞥側は走りやすくて良い。どうせなら本気でタイムアタックすればよかった。

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 オロフレ峠を越えたら超高速ダウンヒル。漕がなくても70km/h近く出る。ぐねぐね曲がっているのでブレーキ必至。手が冷たくて握力が無くなりそうだ。オロフレ峠の登別側は見事な紅葉だったが下りは必死なので写真無し。今日のルートで一番綺麗だった。

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 あとは虎杖浜まで降りるだけだがせっかくなので登別温泉のくったら湖を見学してきた。この観光道路がなかなか登る。2~300mは登らされた。くったら湖の展望台からは湖は全然見えないが、観光道路からはなかなか綺麗に見えた。自転車くらいの速度域がちょうど良い。

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 国道に出たら3kmほど走ってアヨロ温泉に戻ってきた。時刻は14時。気温は12度。身体は冷えまくりなので温泉が気持ちよかった。ようやく一年で一番温泉が気持ちよい季節がやってきた。その後はシロを自宅まで送り届けて明るいうちに帰宅。今年はもう自転車はお腹いっぱい。おつかれさまでした。

 本日のルート。オロフレ峠の登別側はタテ溝が邪魔。下りは問題ないが登りでタテ溝が出てくると集中できないので、オロフレ峠は壮瞥から登るに限る。良い峠だ。来年も登りにきたい。

 2017年の走行距離をStravaベースで数えると9,000kmだった。昨年は6,000kmだったので今年はよく走った。GWに3,000km以上走ったのがデカい。2013年にロードバイクを購入し今年は5年目の年だった。年々走行距離は増えて速度も持久力も上がっている。来年も今年の自分より強いサイクリストになれるよう、正しく楽しくトレーニングしていきたい。

2017.08.31 (木)
まさかの52T

GR2017  朝練バイクは5パーク87分。坂は頑張り平坦は流した。朝の北広島の気温は13度だった。寒すぎ。手がシビれる。素手はそろそろ限界か。
 最近変速がシブい。チェーンを交換してから5,000kmを超えている。伸びてきたのだろうか。しかしチェッカーを入れても伸びていない。そもそも耐久性の高い8速チェーンが5,000km程度で伸びるはずがない。しかし気持ちタルんでいるような気がする。先日洗車をしているときにクランクを磨いているとチェーンリングに52Tと刻印されていて衝撃を受けた。ずっと53Tだと思っていた…

 芯間距離410mm, 最大ギア52T-21Tだと104コマが適正とのこと(自転車探検:チェーンリンク計算機)。今まで53Tだと思い込んでいたので106コマだった。ずっと2コマ多かったのだ。というわけで2コマ切ってみたところ変速はスパスパ決まり踏み込んだ時の加速のダイレクト感が上がった。特に前の変速は劇的に良くなった。今まではレバーを操作してからトルクを緩めてクランク2回転くらいしないとチェーンが動かなかった。チェーンを切ってからはレバーを倒せばトルクが掛かっていてもスパンとチェーンが移動して気持ち良い。チェーンノイズも減った。また一つ駆動ロスが減って嬉しい。チェーンリングはまだまだ使えるのでわざわざ53Tに交換したりはしないが、アウターはデカい方がパワーの伝達効率が良いので、52Tのチェーンリングがダメになったら次は必ず53Tに交換したい。

 実はここ最近レーシングゼロの前輪が横にフレていることに気付いた。コイツもなんとかしたらもう少し速くなる。まだどこにロスが潜んでいるかわからない。BBはかなり怪しい。シーズンオフになったらプロにオーバーホールしてもらおう。パナチ号はまだ伸び代を隠している気がする。いい加減そろそろ100%のフルパワーを見せてほしい。

2017.08.21 (月)
秋です

GR2017  朝練バイクは3パーク。全身じわっと筋肉痛なので軽いギアでせっせと流して全身に酸素を回した。朝の気温は16度と肌寒く長袖で走った。先日は「15度暖かすぎ!!15度あれば余裕の半袖!!」とか言っていたが、体はすっかり夏モードになり寒さにはめっぽう弱くなってしまった。
 今日は練習をしにきたわけでなく洗車と注油をしにきたようなモン。練習の後は水と洗剤をぶっかけて、海水や汗や泥で酷いことになっていた自転車を洗った。駆動まわりも真っ黒だったのでピカピカにした。ホイールも磨きたいところだったが時間切れなので次回に持ち越し。部屋の掃除も洗車もそうだが一度に全部やるのは大変なので、日々テーマを決めて少しずつ進めていくのが負担が少なくて効率がよい。

 夏休みが終わり8月9月は特にイベントが無い。毎日せっせと身体を鍛えていくだけ。

2017.08.19 (土)
Noshappu Attack

P8183305  師匠とノシャップ岬へ行って帰ってきた。ここでよく出てくる「師匠」とは僕の自転車の師匠だ。僕が滝野朝練に通い始めた頃、とんでもなく力強い走りをする彼に惚れこ込んで勝手に「師匠」と呼ばせてもらっている。とにかく強い。練習の質、量が半端無い。それでいてレース志向でなく旅志向。メカも強い。そして優しい。そんな師匠とは朝練で一緒に走ることはあっても二人でサイクリングへ行ったことは一度も無かった。この度師匠と知り合って4年目、ついに二人でサイクリングへ行くことになった。行き先はノシャップ岬、往復600kmの小旅行が始まった。

P8183309  出発は雨。霧雨程度だろうと思いきや雨竜に着くまでガチ降りだった。ここ最近フィジカルも機材も充実してきた僕。そろそろ師匠との圧倒的な力の差も縮まってきているのでは、なんて考えていたが甘かった。後ろに着くことはできても同じペースで前を牽き続ける事はできなかった。ゆえに常に二番手を走る。雨の二番手は泥がやべえ。先生はずっとこれに耐えていたのか…すんませんでした。

P8183359  師匠は自転車をたくさん持っているので朝練では「フロント42Tシングル」とか「〜年前のふにゃふにゃアルミ」に乗ってきて舐めプレイをかましてくれる(そんなマシンに乗っていても敵わない)。しかし今日は本気バイクTarmacに乗ってきてくれた。ついに僕を対等なライダーと認めてくれたのかと思いきやホイールはしっかりレーシング5だった。ですよねー。

P8183377  天塩まで師匠の鬼牽きであっという間に着いた。今日はずっと北風が吹いていて常に向かい風だったが師匠には関係無さそうだった。僕は全く脚を使っていない。久々にこんなに長時間後ろに着いて走った。

P8183419  大学生は夏休みなのでたくさんの北海道一周チャリダーとすれ違った。追い越しよりスライドの方が多い。北海道一周は反時計回りの方が一般的なのだろうか。時計回りの方が海が近いし、海側の方が車が飛び出してくる可能性が低いので、僕は絶対時計回りの方が良いと思うのだが。
 そういえば先生と襟裳岬に行った時に追い越した赤いTREKの青年とスライドした。これはすごい偶然だ。これは僕の想像だが彼を襟裳岬で追い越したのが14日。彼は15,16,17と広尾、釧路、知床、網走と逆回りで北海道を一周していて、18日の今日稚内から留萌方面に向かって走っているところを僕とスライドしたのではないだろうか。

P8183449  ノシャップ岬に到着してちょうど300km. 時刻は15時過ぎ。これから70km離れた天塩まで戻って温泉で仮眠をとる予定。帰りの70kmは猛烈な追い風で2時間かからなかった。早く温泉に入りたくて二人でローテーションして本気で飛ばした。

P8183461  無事天塩温泉「夕映」に到着。今日は376km, 14時間の戦いだった(主に戦っていたのは師匠だが)。温泉に入ってレストランで豚生姜焼き定食をいただき、休憩所で2時間仮眠して時刻は22時。帰りの235kmが始まる。

P8193463  もう眠たくて眠たくて本当にキツかった。今までのサイクリングで一番キツかった。やはり仮眠はダメだ。空は星が輝いて綺麗だったが身体が不調だとそれも楽しめない。22時出発だと夜明けまで6時間近くあるので救いが無い。初山別のあたりは海岸線の激しいアップダウンが続くが、この区間は吐きそうだった。師匠もかなり疲れていたようで小平鰊番屋で2時間仮眠した。結局温泉で2時間、道の駅で2時間仮眠してフラフラになりながら走っていたので、それなら天塩の民宿にでも泊まって5~6時間しっかり眠り、26時に再出発したほうがずっとよかった。短時間の仮眠で深夜のサイクリングを続けていたらいつか必ず死んでしまう。もう二度とやらない。

P8193476  小平を過ぎて明るくなればあとは慣れ親しんだ275号を南下して帰宅。シャワーを浴びてさっさと寝た。自転車の掃除は…次にサンパークを走った時にでもやろう。


 本日のルート(1日目のみ)。ほとんど向かい風なのに走行中Aveは31.6km/hだった。僕はほとんど後ろを走っていたので600km走ったにも関わらず全く脚に疲労が溜まらなかった。ドラフティングヤバすぎる。やはり師匠は規格外の化物だった。僕も鍛え続けていればいつかあの領域にたどり着けるのだろうか。師匠、今度は日帰りでお願いします。
 なぜ最北端の宗谷岬ではなくノシャップ止まりなのかというと、宗谷岬は稚内市街を通らなければならないから。あの市街地を2回も走るなんてダルすぎる。それに今時期の宗谷岬は観光客がたくさんいてあずましくないので「ノシャップまでにしよう」と僕が提案した。最北でなくてもいいじゃない。襟裳岬も最南端じゃないから。北海道最南端は渡島の白神岬です。

2017.08.17 (木)
初バラし

GR010747  今日はのんびり完全休養。山は雨っぽいし明日は激しいアクティビティが約束されているのでしっかり脚を溜めることにした。昨日は24時起きで銀泉台へ行ったのであまり寝ていない。昨晩は20時に布団に入って今朝は5時までぐっすり眠った。朝ごはんを食べてからもずーっと横になって眠ったり起きたりゴロゴロしていた。昼食を食べてからのんびり運転で札幌へ。本気の低燃費走行を心がけたらついに19.7km/Lで帰ってこれた。頑張った。

P8173303  帰宅後はレーシングゼロのハブを掃除した。GW明けにWH-6800からレーゼロに履き替えてからずっと前輪から異音がして気になっていた。先日の襟裳でいよいよ耐えられない爆音になったので直そう。購入してから3~4万km走ったが、その間一度もハブを分解したことがない。CULTベアリングは注油不要ということだがメンテナンスフリーというわけではなく、物体同士が接触して動き続ければ磨耗してゴミは溜まっていくのでハブのメンテナスは必要だ。バラしてパーツクリーナーに浸けて組み直したら異音は消えた。ついでにタイヤも繊維が見え始めていたので交換しておいた。後輪のハブも今度時間があるときに掃除しよう。
 これで自転車の状態は完璧だ。明日は長距離サイクリングに出るので日記の更新はありません。

2017.08.14 (月)
アタック襟裳岬

P8143211  26時、自宅の布団で目を覚まし集合場所の鵡川へ移動。クルマが少なく快適な夜道を飛ばして90分で着いた。今日はどこの天気もパッとしなくて行き先に困っていた。万字峠-桂沢湖あたりは晴れそうだが札幌-富良野間の観光客で道が混雑しそうなので、雨が弱そうな日高側を走ることにした。目的地は特に決めず先生の気が済むまでということでスタート。去年の秋にシロと走ったルート同様、静内ダムで引き返して170kmくらいがちょうど良いだろうなと思って4時出発とした。

P8143247  ところが先生が「男なら襟裳岬まで行くやろ」と言う。往復290kmあるんですけど。4日連続で沢に入ってしかも昨日はそこそこハードだったが身体は大丈夫なのだろうか。まあ峠は無いし暗くなってもライトフル装備だし、海に沈む夕陽を見ながらフィニッシュというのも楽しいだろう。

P8143246  今日の僕は"九州から800km走ってきた"わけでもなく"前日に能登周回をした"わけでもないので裏モモ大腿は満タンでフレッシュに近い。GW以降何度もサンパークに通って脚力は上がった。WH-6800ではなくレーシングゼロを履いてきた。今日は本気の仕事をお見せしよう。

P8143259  金沢-青森750kmを一緒に走ったおかげで僕の走りの癖を覚えているのか、先生はドラフティングがめちゃくちゃ上手い。たまに振り返ると追突するんじゃねーかってくらい近くにいるのでびっくりする。空気抵抗はかなり減らせているだろう。牽き甲斐がある。風は無風に近いが1~2mの向かい風や追い風区間が交互に出てくる感じ。速度は全く気にせずHR140bpmを維持することを意識して淡々と淡々とひたすらペダルを回した。
 今日のためにバーエンドミラーを用意していたが、付けるのを忘れてしまった。次に誰かと走る時は忘れずに付けよう。

P8143277  襟裳岬には5時間くらいで着いた。意外といいペースだ。これなら帰りに夕陽を拝むことは無いだろう。帰りは同じ景色で消化試合のようなものだ。途中のコンビニで飲むコーヒーやおやつを楽しみに、帰りもひたすら回し続けた。僕は先生が帰った後もしばらく夏休みだがノープランなので、その間に何をするかをずっと考えていた。

P8143292  静内の手前で前輪リム打ち。静内市街で前輪サイドカット。ゴール手前3km地点で後輪リム打ち。帰りに先生は3回もパンクした。こんなにパンクするのは初めて見た。3回目はすっかり手際がよくなっていてパパッとチューブを外してパンク箇所を特定してパパッと戻して再出発した。最後の最後まで全く脚を緩めなかったが先生は遅れることなく付いてきてくれた。やはり先生も持久系アスリート。最後まで強かった。
 3回パンクしても心が折れない。ゴール手前3kmなんて「僕が先にゴールしてクルマで迎えに来ましょうか?」と聞いてもパンクを修理して自走を選ぶ。こういうところが熱い。

P8143295  タイヤのサイドに穴は空いているし予備のチューブはもう無い。僕もチューブは2本持っているがバルブ長が48mmだ。先生のセミディープ(38mm)はバルブ長60mmなので僕のチューブは使えない。自転車屋はやっていないし明日からパンクに怯えながら走るのは辛い。今日は結構イイ距離を走ったことだし気持ちよくサイクリングはお終いにした。

P8143298  というわけで解散。今年は天気に恵まれなかったがどの沢も楽しかった。サイクリングでもしっかり完全燃焼していただけて良かった。僕も結構な出力で漕ぎ続けたのでクッタクタで脚がダルい。道の駅の温泉で汗を流した後、先生が寿司をご馳走してくれた。おいしゅうございました。明日は札幌でお土産を買ったりすごく美味しいものを食べたり北海道を満喫してください。ありがとうございました。

2017.08.04 (金)
【ELITE】FLY 550ml

GR2017  朝練バイクは5パーク85分。10日ぶりのサンパークだった。あまり脚を使いすぎないように流した。出発時の気温は16度と肌寒いが走り出せば実に丁度良い。7月の暑さはすっかり落ち着いた。お盆が明けたら半袖不可になるのだろう。そう考えると半袖で朝練に出られるのは6-7月だけで、4, 5, 8, 9 10月は長袖なので長袖ジャージを買ったほうが良いかもしれない。実は今まで長袖ジャージを着たことがなく、寒い時期は長袖インナー+半袖ジャージで走っていた。いっちょ買ってみるか、長袖ジャージ。いや、別に長袖ジャージを買わなくても今までどおり長袖インナーでいいか。長袖インナーは暑くなったら脱げるし、山でも使えるし。

GR2017  4年間使ったキャメルバックのポディウムボトルがボロボロになってきたのでワールドサイクルで紹介されていたELITE FLYに交換した。550mlという容量は90分弱の朝練に丁度良い。キャップを外して丸洗いしやすい。柔らかいので握ると水がいっぱい出て調子が良い。そしてすげー軽い。高いものでないので4本注文して8Sチェーンの予備もカートに入れて送料無料にした。ひいきのプロチームは特にないので面白みの無いELITEの白で。レプリカカラーのバイクに乗っている人はチームカラーに合わせるとテンション上がるだろうな。とても気に入ったので750mlモデルも作ってほしい。
 エアレビューの蔓延する昨今においてワールドサイクルのブログは「入荷しました!」ではなく「使ってみました!」レビューが多いのでとても参考になる。出荷も早いし佐川営業所止めも対応してくれる。みんなで使おうワールドサイクル。

2017.07.23 (日)
激夏

GR010268  自宅から稚内駅までちょうど300kmある。輪行袋を手に入れたので「稚内まで自走して特急で帰宅する」という"日帰り稚内"をやりたいと思っていたがやらなかった。色々と問題がある。17時発の特急スーパー宗谷の札幌着が23時と結構遅い。そこから江別の自宅まで自走するのはちょっと。一本早い便だと13時発になる。これは札幌を0時に出発すれば可能だが、そこまでの情熱は無かった。札幌発の夜行バスで先に稚内へ行って帰ってくるプランなら無理なくできそうだが、これはちょっと違うんだよなあ。

GR010269  昨日の羊蹄で大腿が疲れているので今日はあまり登らないルートを組みたかったが稚内はボツなので増毛の國稀酒造においしい水を飲みに行くことにした。いつものように自宅からホーム厚田を走り海沿いのトンネル地獄を抜けて浜益-群別-増毛へ。ガスガスで全く晴れない。今日はもっと天気が良いと予想していたが日本海側は太陽の光が届くのが遅い。今日もびしょ濡れ。

GR010270  増毛のセブンイレブンで遅めの朝食を食べて、開いたばかりの國稀でおいしい水をガブガブ飲んだ。うめぇー。暑くて疲れているときの水って何も味がついていないのにどうしてこんなに美味いんだろう。昨日の羊蹄も下山後はミイラみたいにカラッカラだったので真狩温泉へは直行せず、真狩の水汲み場で美味しい水をたらふく飲んだ。
 店先を掃除していたおばちゃんが「その自転車、何km/hくらい出るの?」と聞くので「僕だと30km/hくらいっすね」と答えた。すると「いっちばん高い自転車だとどのくらい出るの?」と聞くので「こういうカタチの自転車って最低10万円から最高200万円くらいするんだけど、鍛えてる人が乗れば10万円の自転車でも40km/hとか出るし、鍛えてない人だと200万円の自転車に乗っても20km/hしか出ないよ」とマジレスした。こういうところがモータースポーツと違う。だから僕は自転車が好きだ。

GR010274  水を飲んだ後は内陸へ向かう。海パートが終わりに近づいたところで急に晴れてきた。最後に青い日本海を拝めてよかった。

GR010283  留萌-深川の道路ではなく増毛-北竜の御料峠(ごりょうとうげ)をゆく。ここは最高地点のヘアピンコーナー付近に大きな駐車場があって、恵岱岳やその奥の山のアクセスに何度も来ている。3年前の残雪期にここから暑寒を登って下山したときに、舗装状態の良さと路肩の広さと交通量の少なさに「いつか自転車で」と思っていた。
 大変すばらしい峠だった。獲得標高は300mほどしか無いが二輪とドライブ中の四輪しか通らない。すこぶる快適だった。良い峠だ。自宅の近くに欲しい。北竜側から登った方が斜度がキツそうだ。上に着いても高度感のある景色が拝めるわけでもなく休憩所のひとつも無いが、この走りやすさはたまらない。また登りに来よう。

GR010288  北竜でひまわりを見ていこうと思ったが激混みだったのでやめた。道の駅の水飲み場でのんびり大休憩した。気温は30度近くまで上がっている。今日はダブルボトルで来るべきだったか。

GR010290  275号を少し南下して雨竜で右折し451号へ。ここへ入ると当別まで70km近く補給が無い。水の量が心許ないが行くしかない。600mlあった水は早々に底を尽きて試練のアップダウンが始まった。浜益から当別へ抜けるのはよくやる。どうということは無い距離だが、雨竜から入ると浜益-当別の分岐までが長い長い。ここを通るのは4年ぶりで全く記憶に無かったが、こんなにゴリゴリ脚を削りにくるとは思わなかった。たまに太陽が雲に隠れると天国だった。いっそ雨でも降ってほしかった。いよいよ農家に水を分けてもらうか悩んだが、頑張れるところまで頑張ることにした。

GR010291  浜益-当別の分岐まで来たらあとは下り基調。それでも当別まで30kmある。途中で道民の森のノボリが立っていたので水を組むために寄った。この神居尻地区への2kmが8%超えの坂で僕の脚はついにソールドアウト。ふらふらになって登りきったあとの水の美味いこと。神居尻地区の温度計は34度を指していた。本当かよ。

GR010300  あとはふくろう湖、当別ダムを経由して自宅へ。しかしこのルートでヒルズを素通りするわけにはいかない。10km/hも出ないへろへろなヒルクライムでヒルズの登りを処理した後は、奇跡の追い風にのって275号を飛ばして帰宅。銭湯へ行って水風呂へ入ると気持ちよすぎて声にならない声が出た。30度を超えたら自転車に乗らないほうがいい。


 300km, 12時間15分、休憩しすぎで24km/hだった。登らないつもりが2,000mしっかり登っていた。とにかく水がうまいサイクリングだった。231号はトンネルだらけで危なく全く楽しくない。厚田から増毛までつなぐのはもうやらない。厚田-浜益間も楽しくはない。451号を走っているときが一番楽しいな。

2017.07.05 (水)
漢ギアのススメ

GR2017  昨日は雨降りだったので朝練無し。夜に久々にラン20-40を10本やった。疲れた。インターバル弱し。
 朝練バイクは5パーク81分。今日も元気に湿度100%で不快指数MAX. 単独でテンションは上がらない。坂は頑張って平地はサボりパターン。汗と霧でびしょ濡れで雨の中を走っているみたいだった。しかし風は無いのでタイムは出る。5日ぶりの自転車だったので脚は満タンだった。重たいギアが踏めた。春は39-21Tでヒイヒイ言っていた登りも最近は39-16Tでせっせと登っている。もう少し脚力が上がれば登りを52-19Tのアウターで突破できる。そうなったらサンパークでフロント変速をする必要が無くなる。もっと上がれ脚力。
 もしリアが12-23Tとか12-25Tとか普通のスプロケだったら既にアウター縛りは可能だった。ギアが少なければ勝手に脚力がつくというのは本当です。8S(CS-HG50)の12-21Tは国内の在庫は全く見つけられなかった。海外通販に在庫があるので早めに確保しておこう。小さいギアはいいぜえ。見た目が。小さなスプロケにデカいクランク。これぞ漢のマシン。

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