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2017.08.16 (水)
銀泉台-北鎮岳

GR010655  0時起床。クルマを2時間半走らせて銀泉台へ。帯広から銀泉台まで120kmと距離は短く信号も少ない。2時間ちょいで着くだろうと思いきや、林道走行が長いのでこのくらいかかった。札幌から羊蹄へ行くよりは遠い。高速道路を使わなくていいので財布に優しいのは嬉しい。この林道を自分のクルマで登ってきたのは初めてだった。長くて斜度はあるが道は広くよく整備された林道だった。

GR010661  最近山で陽の光を浴びていないので今日はたっぷり日差しを浴びたかった。というわけで東面。短パンと長ズボンを両方もってきたがクルマから出ると寒かったので長ズボンで出発。しかし寒いのは最初だけで行動中はずっと暑かった。失敗した。

GR010667  花も紅葉も無い時期だ。深田百山でもない銀泉台から登る人は少ないだろう。読みは当たって銀泉台の登山者は少なかった。この登山道は広くよく整備されていて笹やハイマツが全く被っていない。夜明け前の出発でも足元が濡れなくて良い。

GR010672  札幌から遠いので中々気軽には行けないが、前日夜移動が可能な日や帯広発ならもっと銀泉台から登りに来たい。誰もいない小泉岳-緑岳を通過して白雲小屋の水場で顔を洗って水を汲み一休みして白雲へ。

GR010694  早朝の表大雪は黒岳石室に泊まった人か白雲小屋に泊まった人しか歩いていないのでえらい静かだった。早朝に愛山渓、銀泉台を出発するとハイシーズンの大雪山とは思えない静けさを味わうことができてお得だ。

GR010705  久しぶりの黒岳山頂から武利-武華方面。あの辺の山も札幌から遠いので日帰りはしんどい。丸瀬布や上川の民宿に拠点を張ってあの辺の山を滑りまくる合宿をやりたい。

GR010710  黒岳の後は北鎮岳へ。先日通った安足間方面を眺める。愛別岳もくっきり見える。本当に良い天気だ。この辺りから黒岳石室泊の人たちがちらほら歩いている。

GR010713  旭岳は人がいっぱい居そうなので寄らなくてもいいかと思ったが、間宮岳の分岐まで来てみると大した距離に感じなかったのでサクッと登ってきた。途中で胸にPentax K-1をぶら下げている人がいて思わず「いいカメラですね」と話しかけてしまいそうになった。

GR010719  今日のように一人でユル目に歩く時は大きいカメラを持って歩いてもよい。一眼レフカメラ(K-30)を手放してからずいぶん経ちGRとTG-4の2台体制でなんとかやっているが、たまに一眼で楽しそうにバシャバシャ写真を撮っている人を見るとまた欲しくなって困る。

GR010721  今年の冬もやたらと遠くへ行って新規ルート開拓…という感じではなく「不安定な日は羊蹄一択」に落ち着くだろう。何度も通うであろう羊蹄をもっともっと楽しくするためにやはりここは一眼という起爆剤を…。

GR010735  そんなことを考えながら赤岳まで戻ってきた。もう登りは無いので重力に身を任せて安全に下るだけ。特に急ぐ理由も無いので飛ばさずのんびり下りてきた。秋の縦走に向けて最近意識しているコースタイム、今日は44%だった。十勝-大雪の時も45%だった。軽装備だとこのくらい出るが重装備でもこのくらいのペースで歩けるように鍛えなければならない。これから独りでハイキングへ行くときはフル装備で行くようにしたい。

GR010741  下山後は三股山荘へ寄る予定だったがランチタイムが終了していたので素通り。糠平に入ると"ビストロふうか"が営業していたので入ってみた。しかし目玉のハンバーグが品切れだった。残念。ハンバーグ無しのカレードリアを頼んだ。チーズは良いものを使っているのか美味しかった。次はハンバーグ付きを食べてみたい。
 風呂はいつもの白樺温泉まで我慢した。やはりここは最高だ。回数券ってあったっけ。年に何回も行くのでここも真狩温泉同様に回数券を買ってもいい気がしている。

GR010742  晩御飯は家族で平和園。以前「10km35分切れたら平和園」という試みをやっていたが、今日は特にご褒美というわけではなく普通に平和園。めちゃくちゃおいしゅうございました。今度白石平和園行こうぜ。

平和園の一人前は量が多い。今後の自分のために今日食べた量をメモしておこう。
・家族3人で「カルビ3, サガリ2, 豚ホルモン2, タン1, レバー1」で満腹
・多分僕一人だと「サガリ1, タン1, ホルモン1」で満腹になる
・カルビよりサガリの方がうまい
・冷麺は余計だった

2017.08.13 (日)
オプタテシケ山(美瑛川支流)

P8130002  今日も元気に25時起床の25時半出発。美瑛川の支流からオプタテシケを目指す。4月に美瑛富士へ滑りに行った時に大規模な道路工事が入っていた。昨年の台風で美瑛川も相当荒れたようだ。美瑛川は近くで見たことがないしweb上の記録もあまり見ないので遡行できるのかどうか当日までビビりまくりだった。

P8133070  ここ最近天気は悪いが雨は降っていないので水量は少なめ。広い河原を何十回も渡渉しながら目的の支流へ向かって歩き続けた。真っ暗でずっと小雨が降っていて帰りたくなるようなコンディションだが行くと決めたら行くしかない。キツい時間は早く終わらせるに限る。支流まで上げ目に飛ばして3時間弱でようやく明るくなってきた。支流は倒木や土砂がたっぷり詰まっていてゴチャゴチャだった。

P8130062  とは言えしっかり滝もあり楽しませてくれた。ここまでキツい思いをして河原を詰めてきたのでどんなに小さな滝もご褒美に見えた。

P8133102  雨が降って曇っているよりも晴れていた方が楽しいに決まっているが、しっとり薄暗いこの感じもなかなか悪くない。登れない滝は無く順調に高度を上げてゆく。ロープは一度も使わなかった。

P8130068  山の空気はすっかり秋という感じ。中間着とカッパを着ていても動いていないと寒かった。

P8133147  今日は12時間行動を覚悟していたが意外と早く源頭が近づいてきた。10時間以内には帰れそうな雰囲気が出てきて気持ちも軽くなる。

P8133160  1,300mでヤブに突入した。高度が低い双子池に出るので藪漕ぎは避けられない。隙間のあるロックガーデンの上に滑るコケが生えていて、ハイマツや灌木や笹がさらに行く手を阻む。足元が見えないので油断すると岩の隙間にハマッたり落ちたりで大変だった。ここは2度と歩きたくない。元気なナキウサギの声が何回も聞こえた。曇りの方が元気なのだろうか。

P8130140  夏道に出て双子池へ歩き始めると三川台へ向かう単独男性とスライドした。「この道、あとどれくらい続くんですか、1時間くらいですか?」と聞かれたので「三川台まで3~4時間くらいずっとこんな感じです。ここが十勝-大雪間の核心部です。がんばってください。」とエールを送った。僕らが歩いた7月中旬よりも笹は元気に育っていて、その笹被り具合はより強烈になっていた。足の置き場があるだけマシだが、快適な十勝の登山道から歩いてきてここに突入したら嫌になるだろう。

P8133175  オプタテのピークで記念撮影を済ませて美瑛富士避難小屋で一息ついたら下りはダッシュ。こんな天気でも結構な人たちが登ってきていて驚いた。夏道はヌタヌタで靴もズボンもドロドロだが沢装備なので関係なし。クルマにたどり着いたら近くの水たまりに飛び込んで綺麗にした。

P8133204  明日から仕事のタカとはここでお別れとなり、僕と先生は山モードからサイクリングモードとなる。白銀荘で汗を流して明日の天気がまともそうな道央へ移動した。途中、富良野で有名なカレー屋"唯我独尊"へ寄っていったが二度目は無いという感じだった。美味しくなくはないが1,500円は強気すぎるだろう。やはり富良野美瑛あたりでメシを食うなら"山頭火"か、冬なら開店待ちしなくても入れそうな"じゅんぺい"か、少し遠回りになるが金山湯の沢-メイプルへ寄っていくのが鉄板か。

2017.08.12 (土)
富良野岳(三峰山沢右股)

P8120001  今日も元気に25時起床の25時半出発。目覚まし時計が鳴る前に目覚めるようになってきた。出発時から雨降りかもしれないとビビッていたが幸い雨は降っていなくて助かった。

P8122963  三峰山沢右股は去年の7月に来ている。あの時もポンカウンの翌日だった。綺麗で登りがいのある滝が続いてサクッとピークに出てトコトコ夏道下山できる小粒ながらも楽しい沢だ。しかし今日は出発が早すぎた。出発を遅らせれば雨に打たれる確率が上がるので仕方ない。真夜中の滝登りはスリリングだった。北海道広しと言えども夜にこの沢を詰めた人はいないだろう。

P8122990  滝を抜けて水が無くなるとようやく明るくなってきた。振り返ると十勝岳の向こう側に燃えるような朝焼けが見えた。これはGRをもってくるんだった。

P8123005  白いお花は終わっていたが代わりにイワギキョウ、トリカブト、エゾルリソウ、ミソガワソウなど青い花がまだ元気に咲いていた。

P8123035  去年と同じく北尾根に出たら少し歩いて山頂へ。パラパラ雨が降ってきたので急いで退散した。こんな天気でも元気に登ってくる人がたくさんいた。

P8123048  下山は7時前。雨の中で撤収作業をしていたら寒い。気温は15度くらいしかなかった。もう秋なのか。凌雲閣の日帰り入浴は8時開館だがダメ元で聞いてみたら普通に入れてくれた。8時とはなんだったのか。

P8123052  凌雲閣で小一時間温まった後はお腹を満たしに美瑛へ下りた。時間が早く開店前待機が可能なので、今日は人気のお店に行ってみた。ここは喫茶じゅんぺい。開店10時半ぴったりに入ったがほぼ満席だった。昼食時でないのにこの入りは凄まじい。エビフライなんて久々に食べた。エビが太くて衣がザックザクで美味しかった。
 その後は作戦会議に再び白銀荘へ。日没まで6時間近くある。6時間もサウナに入っていたら死んでしまう。

2017.08.11 (金)
ポンクワウンナイ川

P8112699  1時起床の2時前出発。今日の行き先はポンクワウンナイ。昨日は暑寒を降りた後に留萌の町で昼ごはんを食べて天人峡まで移動し車中泊。まさかの3週連続天人峡泊。ここは涼しくて快適だ。

P8112720  今日も天気はよろしくない。東からじわじわ雨雲が迫ってくる。もって9時までだろう。雨が降り始める前に6~7時間でポンクワを詰めればあとは雨が降ろうが風が吹こうが天人峡夏道を下るだけ。というわけで早めの出発となった。

P8112738  前半には「残置が何本も垂れているが役に立たない二段になっている滝」と「丸太にまたがって超えた滝」の2つがある。今回もこの2つが核心だが、河原を飛ばしすぎて真っ暗なうちにこの滝と対峙することになった。どう考えても登れる雰囲気ではないので即捲きに入る。捲いて滝を超えたはいいが、真っ暗闇で下が見えないので滝に戻るのはスリリングだった。丸太は無くなっていたのであの滝は泳いで取り付く必要がありかなり難易度が高い。

P8110102  大滝の手前で明るくなった。明るければ高巻きは何も問題ない。そういえば去年は真っ暗闇の中カムイサンケナイの30m大滝を高捲いたな。あれはかなりエキゾチックだった。

P8112801  2つの滝を超えて大滝を越えればあとは楽しい小滝、ナメ、苔祭りだ。本当に綺麗な沢だ。寒くてしんどいだろうが秋にもう一度きてみたい。

P8112788  水も綺麗だ。下の方は去年の台風でかなり荒れていたが、大滝を超えた向こう側はそれほど被害がなく美しいままだった。

P8112837  花や樹木の名前がわかると山がもっと楽しくなるように、地質のことも知っていると山がもっと楽しくなるだろう。いつか時間があったら勉強してみたい。

P8112855  登りは去年よりもかなり早かった。先生は僕らにシゴかれたと言っているが実際そんなことはなく、みんな河原を歩く速さがほぼ一緒。ラッセルと同じで先頭はルーファイしながらで時間がかかるので、後続は写真を撮ったりペースを落としてひとやすみしたり上手い具合に足並みが揃っている。

P8112883  クワウンナイほど広くは無いがそこそこ長いナメもあり飽きさせない。

P8112905  小化雲のピークには誰もこだわりがなかったので最短で夏道に出るように沢筋を辿ったら途中でプッツリきれて30分ほどハイマツと格闘することになった。次に来ることがあったら素直にピークを踏んでいこう。
 夏道に出たら靴を履き替えてよーいドン。明日はかなり天気が悪く休息日になりそうなので今日は脚を使っていく。上げ目に夏道を飛ばして9時過ぎには駐車場に着いた。足首を負傷していると言っていた男は滝見台の手前まで僕の後ろにぴったりくっついていた。やるじゃないか。平坦と登りでかなり頑張って振り切った。今日も下山後のコーラが染みた。追い掛けてくれるタカのおかげで僕も早く下山できます。感謝。

P8110116  再訪になるがやはりポンクワウンナイは良い沢だった。毎年来よう。下山後は美瑛山頭火で腹を満たし、白銀荘で夜まで籠城している。去年、白銀荘へ行くときに美瑛から登ったところ「青い池渋滞」でひどい目にあったので遠回りして上富良野から登ると交通量が極めて少なく快適だった。この時期の美瑛-白金側はマジでヤバいのでみんな気をつけた方がいい。青い池以外にも富良野の国道はレンタカーだらけでえらいこっちゃだった。

2017.08.10 (木)
暑寒別岳(ポンショカンベツ川)

P8100027  今年も金沢からはるばるYSHR先生がやってきた。水曜は仕事を早めに切り上げて帰宅。半年ぶりのホテルヴェルファイヤに乗り込み出発。先月頃から夏休みの計画を立ててきたがあいにく天気が悪い。去年は5日間晴れまくりだったので何も考えずに計画を消化するだけだったが今年は毎日天気予報とにらめっこだ。

P8100042  1日目の行き先はポンショカンベツ川。前日夜のうちに雨の札幌を出て暑寒荘で車中泊。クルマの中で先生は「一度来たことあったような無かったような…」と言っていたが、下山後に「そういえば6年前に登ってたわ」ということだった。全員2回目。

IMG_2951  序盤は退屈な河原をひたすら歩く。前回来た時は河原歩きが遅かったので長く感じたか、今回は大した距離に感じなかった。河原の終わりと同時に夜が明けると頂上まで怒涛の勢いで小滝が出てきて飽きさせない。

P8102574  翌日はポンクワウンナイ川へ行くことになるが、タカがその時「ダラダラ長いポンクワよりシャキッとイイ滝が詰まっているポンショカンの方が好きかも」と言っていた。確かにポンショカンの後半の密度はポンクワよりエキサイティングだ。

P8102585  2度目の大滝も見応えがあった。前回は低めに捲いて苦労したので今回は遠くから高めに捲いた。

P8102602  確かに後で写真を見直してみるとイイ滝がいっぱいだった。

P8102591  先週の天人峡で足首を負傷したタカは完治しないまま夏休みの沢行に臨んでいる。どうか無理しないでほしい。

P8100105  天気はあまり期待していなかったが驚くほど晴れた。青い日本海が、碧い増毛山塊がくっきり見える。虫達のシーズンも終わったようで快適な山頂だった。今日は平日なので人もいなかった。

P8102629  下山後は国稀で美味しい水を汲んで一休み。最寄りの温泉"オーベルジュ"増毛は11時開店で1時間以上待つことになった。クルマの外で沢用品を干し、青い海を眺めながらのんびりした。僕らの夏が始まった。

2017.08.06 (日)
クワウンナイ川

P8060001  今週も天人峡。清流橋の駐車場で目が覚めた。ここは天人峡の登山口よりも川の音が静かだ。パパッと支度をして僕、タカ、D君の3人で出発。先日の戸蔦別川は沢登りのうちに入らないので今日は初めて3人で沢へ行く。

P8062359  ここ最近まとまった雨が降っていないので水量は普通。クワウンナイのような広い河原ではなるべく少ない渡渉で早く安全なルートを探すために左右にライトを振って進行方向に気を使う必要がある。手元足元だけ見ていればいいというわけではないので先頭は疲れる。タカと交代しながら調子よく河原を詰めてゆく。

P8060004  3時間ほど河原歩きに耐えると辺りはすっかり明るくなった。カウン沢出合を超えて出てくる滝が河原歩き終了の合図。良い滝だ。気温水温が高くて日差しが出ていたら、この深い釜で何時間も水遊びをしてみたい。

P8060010  今日はシビアな滝登りは無いしダラダラ長い河原で新品ウォーターテニーの靴底を減らすのは勿体無いのでモンベルの靴で来た。靴底のイボが薄くなっても乾いた岩やエッジの立った岩ではきちんとグリップするので行ったことのある沢ならまだ使える。

P8062390  巨大ナメは去年ほどの感動は無かった。行程が早過ぎて太陽の光が入らず寒かった。光が入ればもっと綺麗だったのかもしれない。少し勿体無いことをした。初めて来たというD君は楽しそうで嬉しい。今日はこの沢にしてよかった。

P8062413  ナメと源頭のために3時間の河原+天人峡夏道下山は割に合わない。次に来る時は「ポンカウン遡行、カウン下降、クワウンナイ遡行」でオイシイとこだけ頂こう。このルートの日帰りは歯ごたえがありそうなので念願のクワウンナイ源頭泊ができてちょうど良い。しかし休みが合わないとか天気が持たない等の理由で日帰り強行しそうな気もしている。日帰りするなら7月末か。ら完全燃焼必至で運転する気力は残らないだろう。下山後はしきしま荘に泊まりたいな。初回は一泊がいい…。

P8062435  クワウンナイは東に向かって遡行するので逆光になりTG-4の力では空のハイライトが飛んでしまう。今日はその対策にGRを持ってきたが、GRを濡らさないように扱うのが面倒だったのでTG-4で通してしまった。いつか紅葉の時期に来ることがあればもっと強力なカメラを持ってきたい。

P8062484  天気は全く期待していなかったが普通に晴れた。源頭でまったりタイムができてよかった。ここで泊まって星空を見たい。秋は寒いんだろうなあ。

P8060059  化雲の手前で夏履に履き替えて2週連続天人峡夏道下山。僕もタカも今日は水も食料も十分にある。僕は新しいスピードクロスを履いてきたのでグリップに不安は無い。お互いポールも忘れずもってきた。条件はイーブンだ。どちらが真のダウンヒラーか、雌雄を決するときが来た。

P8062522  化雲岳からよーいドン。天人峡まで11kmをぶっ飛ばす。下りはタカに到底かなわないということは先日の旭岳下山で痛感した。だから僕は得意な登りと平坦路では絶対に脚を緩められない。まるでツールドおきなわのユタとテルだ。第一公園を過ぎると登りや平坦が増えてくるのでフルスロットルで汗だくだく。しかし涙壁に入ってもまだ後ろにいる。マジかよ。もう涙壁で千切るしかない。「慎重にターンしてダッシュ」を33回繰り返してゴール。登山口に着いて振り返るとタカの姿は見えなかった。三世紀早まったな!!下山後は工事現場のお買い得自販機でコーラを飲んで復活。清流橋まで1km, コーラを飲みながらトボトボ歩いて行動完了。このときのコーラ代をタカに貸してもらったが返すのを忘れていた。今度コーラをおごるよ。
 そういえば下山中はポールを突くよりも両手フリーで色々なものに掴まりながら下った方が安心感があった。結局持ってきたポールは使わなかった。これは人によるようでタカはポールがあった方が良いみたい。僕は荷物を減らすことができるので沢にポールは持っていかないことにした。

P8060084  装備を乾かして写真の整理をし、しきしま荘の温泉で汗を流して記録を書いた。再び温泉で汗を流して一眠りしてから札幌へ帰ってきた。GoogleMaps先生が「桂沢湖経由で帰った方が早い」というので半信半疑で富良野を抜けて桂沢湖経由で帰ってきたら3時間かからなかった。夏休みラベンダー渋滞があるかと思いきやそうでもなかった。まだ明るいので自転車の整備や夏休みの仕込みをした。良い夏の休日だった。

2017.08.05 (土)
エンジョイ道北

GR010551  日曜日にタカと沢の約束をしていたので土曜日はあまり激しい遊びは出来ない。一人でほどほどサイクリングや一人でほどほどハイキングをするのは気が乗らないが今日は遊び相手もいない。しかも朝から雨で昼から晴れる。昼からアクティビティ開始っていうのは暑いし山も道も人やクルマでいっぱいなので勘弁。というわけで雨が降る前に登るということになり前日夜移動凌雲閣泊。

GR010555  下界よりも標高1,000m超えの凌雲閣で窓を開けて寝るクルマの方が快適だった。深夜2時出発。ここ最近日の出の時刻は朝の4時を超えていてどんどん一日の日照時間が短くなっている。2時間ちょっと歩いてようやく明るくなってきた。富良野岳のお花は随分減っていたが、フウロやイワギキョウはまだまだ元気だった。ここ最近真っ暗の十勝稜線ばかり歩いていたので明るいと新鮮だ。

GR010556  上ホロのあたりで予報どおりパラパラと雨が降ってきた。寝袋とマットとお茶でも担いで小屋で雨が上がるまで3時間ほど籠城して雨が上がったら虹を探しに行く、というプランも考えたがやめた。今思えばそっちのプランにしておけばよかった。今日の昼はそのくらい晴れた。

GR010576  間違って雨が降らなかったらオプタテまで行っちゃうぞ〜、というつもりで食料水満タンで出てきたが気温が高くて不快な雨と真っ白な十勝方面を見たらやる気は無くなった。上富良野岳から尾根を歩いて最短で凌雲閣に帰ることにした。ここを歩くのは初めてだ。

GR010584  この尾根すごくいい。ここも初めて山登りをするという人を連れてきたら絶対に山を好きになってくれそうなルートだ。

GR010587  富良野岳もちょうどカッコよく見える。お花の時期に来るのが良いのか。いや、花の時期は虫が多いから花がなくなって少し肌寒くなってきた時期の方が良いかもしれない。涼しいと汗をかかないし。なんてことを考えていたがそんな初心者を案内するような機会はきっと来ない。

GR010589  下山してもまだ6時。どこの温泉もやっていない。夜までだいぶ時間があるので久々に剣淵駅前旅館のカレーを食べに行くことにした。士別まで移動してもまだ9時前。駅前旅館は11時開店なので近くの風呂で時間を潰すことにした。ここ士別市内の国道沿いにある美し乃湯は営業時間が7時から25時だ。素晴らしい。長距離サイクリングの仮眠所に使える。

GR010591  温泉で一眠りした後は剣淵へ移動。開店10分前だったので剣淵駅を見学した。無人駅だった。

GR010594  そして念願の駅前旅館へ。いやあ美味い。本当に美味い。ここのカレーはここでしか食べられない。とろけるような角煮だ。ごちそうさまでした。この辺りへ山登りに来ることは中々無いし、サイクリングの途中でカレーを食べるのはお腹がキツい。また機会を見つけて寄ろう。

GR010601  士別まで来たのならついでに朱鞠内湖に寄っていこう。いつのまにか雨は上がって青空が広がっていた。剣淵から朱鞠内方面へ抜ける道路は初めて通った。右も左もそば畑で綺麗な白い花を咲かせていた。もうすぐ美味しいそばになる。

GR010604  朱鞠内湖に着いた。いつ来ても良い。ここへタイヤが4つある乗り物で来たのは初めてだ。今日は花火大会があるようでみんな忙しそうに準備をしていた。水辺なので蚊がたくさんいるかと思いきやトンボしかいなかった。もうそんな季節なのか。トンボは良い。彼らが蚊やブヨをガブガブ食べてくれる。トンボさんには夏の終わりだけでなく、春先から一年中頑張ってほしい。

GR010614  トンボが飛んでいるといっても気温は29度あった。暇なのでクルマの中を綺麗に掃除して乾かした。フルオープンした車の中は風が通り抜けて涼しく快適だった。天国か。

GR010615  その後は東川町で食料を調達して待ち合わせの天人峡へ。ここを通るたびに気になっていた靴下屋さん、YAMATUNEへ寄ってみた。

GR010616  靴下専門店というだけあってものすごいたくさんの種類の靴下が置いてあった。何も買わずに出るのもなんなので五本指靴下を2つ買った。1つ1,600円だった。ちょうど最近五本指を試してみようと思っていたところだ。

GR010620  水を汲むのを忘れたので「遊水公園」へ寄ってみた。なんとなく水が組めそうな名前だったが水汲み場は無かった。残念。

GR010625  そしてしきしま荘の温泉で汗を流し、美味しい水を飲んで、快適なwi-fiでまったりしている。デジャヴ。

2017.07.30 (日)
辺別川-天人峡

P7300021  前日夜は天人峡の登山口で車中泊。忠別川の音に癒されながら涼しく快適な夜を過ごした。珍しく2日連続の車中泊となった。2時起床。下山後の温泉セットと着替えをタカのクルマにデポして僕のクルマで宇莫別へ。林道の状況は去年と変わらずゲートはしっかり閉じている。シカの鳴き声が響く森をペタペタ歩いて1時間後に入渓した。

P7302156  今回やってきたのは辺別岳。俵真布の林道や夏道が快適なら来た道を戻ってこればいいが、昨年の台風の被害であまり快適ではない。ということでせっかくクルマが2台あるので辺別川を遡行して三川台に出たらトム-化雲を経由して天人峡に下山するルートをとった。

P7300031  地形図に線を引いて適当に距離を計ると30kmくらいだったので楽勝だろうと計画を組んだが、実際に歩いてみると40kmあった。灼熱の11時間コースとなった。適当に線を引いて距離を測るのはやめたほうがいい。

P7300041  ひとつひとつの滝は綺麗で面白いが河原が長かった。面白さの密度で言えばポンカウンが上だ。アクセスもポンカウンの方が良い。今年は秋にでも訪れたいと思っている。

P7302230  沢の中だというのに気温は高く、日の当らない時間も快適だった。いつもは早く日が当たれと言いながら遡行するが今日は逆だ。源頭でようやく日が当たると暑くて逆につらかった。こんなことなら別の沢を下りてきたほうが快適だったかもしれない。クワウンナイを下降に使うのはNGなんだっけ。カウン沢川、ポンカウンを下りてくるという手もあったな。

P7300067  源頭はお花畑かと思いきや草っぱらだった。ヤブが出てきたところでジャストタイミングで夏道に合流し三川台へ向かう。扇沼山-三川台間は歩く人がほとんどいないので笹は元気に伸び放題だった。

P7302274  南沼で沢スタイルから夏道スタイルにチェンジ。沢道具に沢靴を積んだザックがずしりとくる。南沼の水は枯れる寸前だった。チョロチョロ流れているが濁っている。なぜか今日の僕は何も考えずにはじめから2.5L担いできたおかげで給水の必要がなかった。

P7300063  遠くに旭岳が見えるが今日はあそこまで行かなくていい。化雲がやたら近くに見える。限界を超える経験が人の限界を更に引き上げるのだ。

P7302313  南沼から先は暑かったことしか覚えていない。風が全然吹いてくれない。太陽も元気にギラギラ照りつけてくる。僕はポールをもってくるつもりだったがクルマに忘れてきてしまった。化雲を過ぎるとガスが出てきて太陽が隠れ、少し涼しくなった。

P7302333  しかし第一公園を下りて樹林に入るとガスを抜けた。ガスを抜けて残念に思ったのは初めてだ。アカウシアブがぶんぶんまとわりついてきてつらい。長い夏道に耐えて下山した後に自動販売機で買ったコーラがえらい美味かった。
 下山後はしきしま荘で汗を流し、宇莫別のゲート前に停めた僕のクルマを回収して解散。ゲート前にはもう一台クルマが停まっていた。釣り人だろうか。帰りは旭川の秀岳荘をぶらぶら見て、太陽が低くなって涼しくなったのを見計らって下道でのんびり帰ってきた。今日は行動時間11時間だが遡行時間3時間しかなかった。灼熱の夏道が強烈すぎて沢のことはほとんど覚えていない。

2017.07.29 (土)
愛山渓-荒井岳

GR010423  シロが珍しく連休を獲得したので一泊二日で大雪山をうろうろすると言っていた。
 僕は日曜日にタカと沢の約束をしていたので土曜日はあまり激しい遊びは出来ない。一人でほどほどサイクリングや一人でほどほどハイキングをするのは気が乗らなかったのでシロにお願いして途中まで着いていくことにした。

GR010428  自宅から愛山渓は結構遠かったが、金曜夜は早めに出てきたので21時には着いた。先に着いて一杯やっていたシロと挨拶して就寝。翌日26時行動開始。かなり濃い霧雨が降っているが長くは続かないだろう。じりじりとナメクジのように沢筋を登っていくと急に空気が乾いて霧を抜け、空はプラネタリウムになっていた。ほどなくして東の空が明るくなってきた。

GR010429  僕は日帰り軽装だが一泊装備のシロは大変そうだった。彼もまたアルコールを愛する者なので麦汁の重みが肩に食い込んでいるようだ。僕はいつも「蒸留酒にすればいいのに」と思うのだが酔えれば良いというわけではなくて、どうしても麦汁でないとダメらしい。熱い男達だ。

GR010450  永山岳に着くと朝が来た。眩しくて前が見えない。今日は急ぐ旅ではないので腰をおろして水とパンを口に入れて一服した。良い朝だ。日陰はかなりひんやりしていた。10度くらいだろうか。つい先日まで激しい暑さだったが、あれがピークだったのかもしれない。

GR010454  愛別岳に寄って行くかどうか相談したが僕の希望でスルーした。あそこへ行ってもあまり見える景色が変わらないし、近いうちにまた来そうな気がするので。すまんな。愛別をスルーしたら比布岳に上がり、その先の北鎮岳へ。実は比布岳-北鎮岳の間は初めて歩いた。右手に旭岳、トムラウシ、ずっと奥にオプタテを眺めながら鋸岳をトラバースしていくルートで、歩いていてとても楽しい。

GR010460  愛山渓に来たのは4年ぶりだった。あの時も7月最終だったのか。先輩と同期の友人の3人で来た。愛別、比布を踏んで帰ってきて10時間行動でひどく疲れたと書いてある。水とか担いでるし。若いな。

GR010476  旭岳の手前にある荒井岳で5時間半。そろそろ引き返すとイイ時間なのでシロについていくのはここまでにした。元気に旭岳に向かってゆくシロを送り出した。いってらっしゃい。
 僕はお鉢をぐるっと回って帰るか来た道を戻るか考えたが、黒岳の近くは人がいっぱいいそうなのでやめた。素直に来た道を引き返すことにした。

GR010483  それにしても早朝の愛山渓-荒井岳間は本当に静かで誰もいなかった。指定テン場が無い、指定テン場から遠いのでえらい空いている。北鎮方面へ引き返しはじめるとようやく多くの登山者とすれ違ったが、愛山渓はやはり人が少なく静かだった。天気が良ければ素晴らしいルートだ。秋にでも再訪したい。

GR010495  今日は雨上がりで空気が澄んでいて、早朝は気温がそれほど上がらずピリッと冷えていたおかげか写真がパリパリに撮れて調子がよかった。久々にflickrに50枚も上げた。今回載せきれなかった写真も多くどれも気に入っているのでぜひ他の写真もご覧ください。

GR010499  一人になったらエンジンをかけてスパッと下りてこようかと思っていたが、のんびりタイムが長過ぎて全くかからなかった。まあ急ぐ旅ではない。風もなく気温も暑くも寒くもないのでのんびり歩いて帰ってきた。

GR010501  今回行動食にカルビーのフルグラを投入してみた。初めて買った。以前タカが行動食に食べていたのを分けてもらったことがあるが冬なのであまり味がわからず印象に残っていなかった。いざ自分で買ってボリボリ食べてみると美味い。あまりに美味いので持ち込みの150gを全部食べてしまった。美味しいというのは素晴らしい。行動食は栄養や重量も大事だが、食べる気にさせてくれてなんぼ。しばらくフルグラでいってみよう。

GR010505  比布-北鎮の鞍部は素晴らしいチングルマ畑だった。この辺は秋になったら黄金の草原になるのでは。

GR010517  標高を下げると徐々に気温は上がり虫も沸いて不快度が増してくる。スライドする登山者もピタリと止んだので上げ目に下りてきた。それにしても暑い。今日も下界で自転車に乗るのはつらい日になるだろう。水曜日まで週末の予報は雨だったので急に晴れに変わって嬉しい。

GR010522  下山後はよし乃で味噌らーめんを食べて休憩。味噌らーめんはチャーシューが乗っていないので、+70円でチャーシューを1枚足すと全体のバランスが良くなる。2枚足してもいいな。昼ごはんを食べてもまだ13時。明日はタカと登山口で現地集合ということにしているが、これから登山口へ行っても何もすることがない。

GR010525  というわけで髪を切りにきた。東旭川という町に初めて訪れた(初めて聞いた)。空いていたのですぐに切ってもらえた。顔剃りもしてもらってさっぱりした。遠方で髪を切るってあまりやらない。

GR010529  その後は東川町モンベルをぶらぶらして食料を買い込んで天人峡へ移動してタカと合流。明日の打ち合わせをして各自就寝。僕はしきしま荘でようやく一日の汗を流し、ロビーでまったり記録を書いている。速いwi-fiが飛んでいて助かる。しきしま荘の居心地が良い。ご飯も美味しいらしいので冬にでも一度泊まりにきたい。
 シロは今頃テン場でプラネタリウムを肴に一杯やっているのだろうか。明日もご安全に。

2017.07.22 (土)
羊蹄山(喜茂別-比羅夫)

GR010211  トレーニング登山なら樽前周回が最近のお気に入りだが、今日は樽前より羊蹄の方が天気が良かった。3時に自宅を出て中山峠を超え喜茂別登山口を5時に出発した。まだ小雨が降っているが直にあがるだろう。先行が1パーティいた。この天気でも登るなんて元気な人たちだ。

GR010212  喜茂別登山口は去年の秋以来だ。ガスガスで何も見えないので山頂目指して無心で登った。靴の中もザックも全身びしょ濡れだが気温が高いので問題なし。山頂に上がるとガスを抜け、360度の雲海が広がっていた。もう少し早起きして日の出に合わせて外輪に出れば素敵な景色が拝めたのかもしれない。登りの雨は更に酷そうだが。

GR010238  下山しても真狩温泉が開いていないのでもう一往復する。水の汲める真狩か比羅夫で悩んだが、比羅夫の方が人が少なそうなので比羅夫へ降りた。結構な人が登ってきていて、比羅夫の登山口に着くと駐車場は満車だった。こんなに人気のコースだとは思わなかった。

GR010249  比羅夫下山中にすれ違った人たちを追い越すと変な感じになる。「2回目?」と聞かれたら「暇なので…」と答えた。羊蹄をすべてのコースから登る4往復という荒行が存在する。4往復で6,000mも登ることができてトレーニング効率がものすごく良い。今シーズンに一度やってみようかと思っていたが、あのやりとりを何回もやるのは勘弁してほしい。狙うなら晩秋の平日か。水の消費も少ないし。

GR010263  下りの喜茂別コースはヌタヌタだったのでゆっくり慎重に降りてきた。先日の十勝-大雪でSpeed Crossの靴底がだいぶ減ったので全然グリップしない。新しいのに交換するべきだが、貧乏性なのでギリギリまで使っている。ギリギリと書いたがすでにギリギリどころの話ではなくアウトである。

GR010216  外輪にイワブクロ、登山道にはハイオトギリ、クルマユリ、フウロが数多く咲いていて見応えがあった。水滴が付いているのも良かった。

GR010267  久々の真狩温泉で汗を流しサクッと記録を書いて自宅へ帰り、洗濯機を回して片付けをして札幌シティーへ。今日明日はひどい雨の予報だったので久々にタカとシロと3人で飲みにいく約束をした。このメンツは去年の春の"山スキー納会"以来だ。動物性タンパク質を腹一杯摂取した。普段やわらかいものばかり食べているから、たまに肉を食べると顎が疲れる。
 しかし明日の天気は回復して沢へ行けそうである。試しにタカに「今日は(飲みを)ほどほどにして明日早起きして山行ってもいいけど」と提案してみたが却下された。まあ楽しそうに飲んでいてなにより。今日は移動して山行って移動してと休む間がなくて疲れた。さっさと帰って明日に備えて寝ることにしたが、飲み足りない二人は夜の街へと消えていった。

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