2017.10.21 (土)
暑寒別岳
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 金曜夜移動で暑寒荘へ。今日は天気が良さそうなので南暑寒まで抜けて誰もいない湿原をぐるっと回って帰ってこよう。と思いきやゲートが閉じていた。10月20日から、ということは今日からではないか。路面は全く凍結していないが、この時期になればもう登る人もほとんどいないからだろう。

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 山頂で日の出になるよう遅めに出発するが予定だったが、暑寒荘までの歩きが追加されたので1時間早めに起きて出発。3合目まで快適な夏道を登っていくと雪が出てきた。まあくるぶしくらいの雪はあるだろうと思ってブーツを担いできているので履き替えた。が、よく考えたら3合目で積雪って結構ヤバくないか、上の方はどうなっているんだ。

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 辺りが明るくなってきて西暑寒の斜面が真っ白なのが見えて驚いた。こんなに積もっていたのか!!平地には全く雪が降らないので山の雪も大した積もっていないだろうと思っていたが、暑寒の7合目以降は50cm以上積もっていた。スノーシューを担いでこなかったのでここからは踏み抜き地獄。

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 全然前に進まず湿原どころか南暑寒まで行くのも難しくなったので暑寒別岳まで頑張ったら引き返すことにした。天気はすこぶる良いが猛烈に風が強い。耳も手足も冷たかった。ナメた装備で来てしまった。暑寒でこの積雪量なら十勝大雪はもう冬山だろう。10月の山ってこんな感じだったっけ。

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 下りになると雪が緩んで更に踏み抜きえらいこっちゃだった。下山後の増毛の気温は18度もあった。今日は先週よりだいぶ暖かい自転車日和だ。遊びの選択を間違えたかもしれない。

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 3合目でようやく雪から解放されて短靴に履き替え軽快に下山。落ち葉や色づいた木々が美しかった。スパッと下山するつもりだったがのんびり歩いて下りてきた。暑寒荘の近くの公園を工事しているようで、関係車両は通っていた。

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 夏にポンショカンを登った帰りに増毛で海老でも食べていくか、という話になったが行列が出来ていたのでやめたのを思い出した。今日行ってみるとガラガラだったの甘エビ丼2,050円を食べた。こんなに大量の甘エビを一度に食べたのは初めてだ。美味しかったが一度でいいかなという感想。なんだろう、寿司ネタの甘エビは好きだが主役というよりは白身、赤身、貝の間に挟む気分転換的な位置づけ。甘エビばかりバクバクは食べないかなあ。

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 その後は久々の岩尾温泉で汗を流して昼寝をして、のんびり日本海側をドライブして帰宅。最後の秋晴れかもしれない。この後台風が来て、台風が去ればキンキンに冷え込み、いよいよ平地にも雪が降るのだろうか。

2017.10.14 (土)
風不死岳-樽前山
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 朝練ハイクはフッタル1周。3時にタカに迎えにきてもらうよう打ち合わせていたのにバッチリ寝過ごした。3時7分、既に玄関に到着したタカのコールによって僕はようやく目覚めた。やっべー。ベッドから飛び起きて用意しておいた山着に着替え、靴とザックと風呂セットを抱えてタカのクルマに乗り込んだ。すまんな。

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 クルマの中で僕の山旅の土産話を始めたがあまり話すことはなかった。「たくさん歩きました。計画どおり行けました。おわり。」という感じでサクッと。それよりもこれから一年で一番熱い季節が始まること、新しく投入するウェアやギアの話、滑り始めはどの辺にするか、年末年始のスケジュールなどこれからの話をする方が盛り上がった。

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 前回夜明け前に風不死山頂に着いてしまい、下りが暗くて気持ち良くなかったので今日は風不死山頂で明るくなるようにしっかり出発時刻を調整してきた。夜明けは随分遅くなったのでスタート位置は錦岡ゲート前とした。以前auのsimを使っていたときは錦岡ゲートは圏外だったが、最近Docomoのsimに変えたので錦岡ゲートでもLTEが拾えるようになった。嬉しい。

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 風不死北尾根はのんびり登って1時間。ほとんど息切れしないし汗もかかなくて快適だった。荷物も身体も脚も軽い軽い。今のコンディションで羊蹄喜茂別TAをやってみたいが、羊蹄はもう冠雪しているので良いタイムは期待できない。来年は今の心肺脚力をなるべく維持して全力全開本気の喜茂別TAをやってどのくらい強くなったか試してみたい。

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 タカはジム通いを始めたと言っていた。僕は雪が降るまでは外を走ればいいじゃんと思うが、ジムは無料サウナがあるしマシンもあるし、30分間高負荷でスパッとやるトレッドミルはそれほど苦痛ではないらしい。確かにトレッドミルは外乱も無いし練習効率が良い。そう聞くとジムも魅力的だが、僕は今年も雪が降るまでは坂ダッシュ、雪が降ったら通勤ランかな。

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 錦岡ゲートの4時半の気温は3度だった。やべえよ3度はやべえよと言って震えながら支度をした。風不死北尾根登山口に向かってジョグり始めると身体は温まるが、動き出すまでは本当に辛かった。本州3,000m峰より樽前周辺の方が気象条件が厳しい。

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 以前は天気が良ければ積極的に遠くの山へ行っていた。しかし最近はどっさり雪が積もるまではガソリン代も移動時間も勿体ないから近場でせっせとトレーニングして冬に備えようぜ、という流れになっている。風不死-樽前周回が安定して楽しすぎるせいで他の山へ足を運ぶモチベーションが上がらない。

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 どっさり雪が積もって山スキーが始まっても「天気が微妙なら安定の羊蹄」というように、僕らはようやく夏も冬も"何度行っても楽しい近場の山"、いわゆるホームマウンテンを見つけることができたのかもしれない。あとは"何度行っても楽しい近場の沢"があれば良いのだが。

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 この時期だと雪がうっすら掛かったくらいの伏美-ピパイロ-1967を歩くと楽しいが、現在あの辺は美生ダムへの道路が工事中で林道を歩いてアプローチすることもさせてもらえないらしい。残念だ。せめて林道までは行かせてほしいが生活道路を直すためなら仕方ない。来年はあの尾根を歩きにいけたらいいなと思う。

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 喋りながら楽しく歩いて4時間の朝練はあっという間に終わった。2人で行くと時間が過ぎるのが早く感じて良い。下山後は千歳の吉野家へ。しかし吉野家は進行方向の右側にあって入るのも出るのもつらいので、左側にある"なか卯"で朝食とした。10時前に着いたので朝定食を食べた。今日は僕の誕生日だったので下山中タカにさりげなくアッピルしてみると朝定を奢ってくれた。メルシーボーク!!朝練フッタルの帰りは毎回なか卯でいいな。

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 風不死-樽前の紅葉はとっくに終わっていると思ったが下の方は黄色い葉がまだまだ綺麗で、帰りの林道舗装も癒されながら降りてきた。今年に入って何度目のフッタルかわからないが、今日は天気も気温も木々の色づきも最高でシーズンナンバーワンの快適なフッタルだった。今シーズンはあと2回は来ることになりそうだ。パラッと雪が乗った樽前を早く見たい。

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 恵庭ほのかのサウナで更に汗をかいてから帰宅。記録を書いて昼寝をしたら軽くサイクリングへ出た。風が冷たかった。自宅を出て南幌町へ行って大回りで江別に帰ってきて40km. 今日は全く登らなかった。

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 その後は清田スタバへ移動して南アルプスで新規に投入した装備の記事を書いている。先日南アルプスの記事を書くために利用したところ大変気に入った。今日も集中して仕事をするためにやってきたが自宅からだと遠かった。職場からだと清田が一番近いが、自宅からだと苗穂イオンスタバが一番近かった。次から自宅発のときは苗穂だな。
 今日は初めて当たりレシートが出た。当たりレシートが出るとアンケートに答えることでTallのドリンク1杯無料券が貰える。無料券はどれだけトッピングしても無料なので、次回スタバへ来た時は特盛りダークモカチップクリームフラペチーノ(DCF)を注文してみようと思う。特盛りDCFの正式名称は"アドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップダークモカチップクリームフラペチーノ"らしい。ワクワクするねえ。
 僕はスタバでは基本に"トールのホットコーヒー、エクストラホイップ、マグカップで"を注文する。ドリップコーヒーのレシートには"おかわり1杯108円券"が付いているので、それに当たりレシートがくっつくととんでもない長さになった。

2017.10.10 (火)
【赤石全山最終日】おわりとはじまり
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 同じ2,400mなのに茶臼小屋に比べたら今日の早川尾根小屋は温かく快適に眠れた。あの日は寒気が入っていたからだろうか。8時間もぐっすり眠って今日も快調そのもの。こう毎日12時間以上行動していると身体に疲労が溜まりそうなものだが全く身体にガタは来ない。むしろ日に日にパフォーマンスが上がっている気がする。しっかり食べてしっかり寝ているからだろう。

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 自転車も山もそうだが、"限られた時間でどれだけ進めるか"を突き詰めるとオーバーナイトに行き着く。先日、自転車の師匠とノシャップへ行った時は本当に辛くて辛くて、僕は自転車も山も二度とオーバーナイトはやらないと誓った。
 睡眠時間を削り眠たいのを我慢して70%の力で進み続けるよりも、しっかり眠って5~6時間ロスしてでも100%の力で健やかに進みたい。その方が気持ち良い。ノシャップの時にも書いたが0時より前に行動すると「これから夜が明ける」のではなく「夜が深まっていく」ので絶望しか感じなかった。あれが本当に耐えられない。ブルベや山岳レーサーなど、軽々とオーバーナイト出来る人たちの鋼のメンタルは尊敬に値する。あれは訓練すれば鍛えられるものなのだろうか。鍛えれば1~2日寝なくても常に100%の力を出し続けられるとか。僕はとてもその領域には行けそうにない。

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 今日は2時行動開始。3時間もすれば明るくなる。今夜も月明かりが眩しい。左手には山梨の街の灯り、富士山のシルエット、右手には今日まで歩いて来た尾根の陰が見える。風は強いが気温は高く上げ目に歩いても汗をかかない。快適な夜だった。

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 鳳凰三山の真ん中、観音ヶ岳で夜明けを迎えた。今日までずっと日の出の時刻は山の陰にいたので今回の山旅で初のライジングサンとなる。しかも東側には富士山も構えている。最高の夜明けだった。山頂には本気のフォトグラファーが重たい三脚に重たいカメラを乗せて写真を撮っていた。「写真を撮っている姿がかっこいいので写真を撮っていいですか?」と聞くと快く撮らせてくれた。この写真はとても気に入ったのでご本人に送りたいくらいだ。連絡先を聞いておけばよかった。

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 日の出を楽しんだ後は里まで下りなければならない。土曜日に雨に打たれた時はどうなることかと思ったが、そのあとは毎日晴れまくりで本当に良かった。

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 この辺りは夜叉神峠までクルマが入れて営業小屋が3つもあるので登山者がたくさん歩いていた。とは言っても平日なので昨日おとといほどではない。夜叉神峠からたくさん人が入るので登山道はかなり立派だった。

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 夜叉神峠への分岐を過ぎて甘利山へ向かうと登山道は荒れはじめてスピードは落ちる。ここも破線ルートなので覚悟していく。ところが荒れていたのは最初の急斜面だけで、千頭里山が近づいてくると徐々に登山道は綺麗になってきた。甘利山が近づいてくると韮崎側からの登山者が縦走してくるためだ。

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 薬師岳以降は標高が2,000m付近となる。高度感は無くなり下り基調で消化試合気味になるかと思っていたが全く退屈しなかった。木曽山脈全山をやったときも安平路山以降が意外と楽しかったな。なんだかんだ言って初めて訪れるルートは楽しい。天気が良ければなお楽しい。

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 この旅最後のピーク、甘利山に到着した。女性が一休みしていたのでお願いして写真を撮ってもらった。どこから来たのか尋ねられたので「長くなるけどいいっすか?」と断わって承諾を得てから説明した。なんせこの旅最後のピークだったので僕はかなり興奮して喋っていたと思う。韮崎駅まで走って下りることを話すとクルマで乗っけてあげようかと言われた。嬉しいが丁寧にお断りした。ここまで来たら最後まで歩き通したい。

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 甘利山からの眺めは凄く良かった。駐車場から15分でこの景色。良い山だ。

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 甘利山を下りると最後の試練、下り13kmのロードが待っている。ロードで1,300mも下る。あっという間に膝がやられそうな落差だが、今年はフッタルでロードの下りもしっかり鍛えていたので問題無かった。重力に身を任せてペタペタ下りてゆく。

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 2時間弱山道を下り続けてようやく人里に入った。それにしても良い坂だった。舗装状態はまあまあだったが、自転車で登ったら絶対に楽しいだろう。僕が韮崎に住んでいたらバイク朝練コースは毎朝グリーンロッジヒルクライムで間違いない。

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 登山口と駅の間を走るのが地味に楽しかったりする。バスを使うのもいいが自分の足で歩くと知らない街の景色をゆっくり楽しめる。そういえばドイツへ行った時の街歩きもかなり楽しかった。自分の知らない場所でたくさんの人たちがみんなそれぞれの生活をしている。当たり前のことだがそんな様子を見るだけで日本、世界の広さを実感する。自分が初めて訪れる遠方の街で、おばちゃんが庭掃除をしていたり洗濯物を干しているのを見るだけでワクワクするのだ。

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 ゴールの韮崎駅までの間に温泉があることは調査済みだったので寄っていく。公共交通機関に乗る前に身体を綺麗にしておきたかった。ここまでタダのお荷物だった着替えがようやく役に立つ。山梨の気温は26度で北海道の夏のような暑さだった。温泉を出てから汗をかきたくないのでジョグはやめて駅まで歩くことにした。

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 時間通り韮崎駅に着いた。歩くのはこれで終わりだが自宅へ帰るまで油断できない。高速バス乗り場まで移動して予約しておいた新宿行きのバスに乗り込んだ。新宿まで2時間もあるのでiPhoneでパチパチ記録を書いた。iPhone8にしてから画面が大きくなったので記録が書きやすい。モバイルバッテリーを持って来たがGPSロガーのEdge520の充電に使っただけで、山行中にiPhoneの充電はほとんどしなかった。次はもう少し小さいバッテリーでよいかもしれない。

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 「下山したら絶対にシュラスコを食べる」と決めていたので新宿でシュラスコを食べた。僕がなぜこんなにシュラスコにこだわっているのかというと、昔孤独のグルメでゴローちゃんが美味しそうにシュラスコを食べているのを見てからずっと食べたいと思っていた。なかなか機会が無くて今日まで叶わなかった。調べてみるとシュラスコ回の放送は2013年のことだった。4年越しのシュラスコだ。もう一年分の牛肉を食べたんじゃないかってくらい、胃袋がはちきれんばかりに肉を食らった。今になって思えばもっと食べておけばよかった。また行きたい。今度札幌のシュラスコにも行ってみようかな。

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 それから羽田へ移動して無事飛行機に乗り込み札幌へ帰ってきた。自宅に着いたのは24時。バタンと眠った。今回はこの山旅のためにたくさんの新しいギアを投入した。良かったもの、悪かったものもある。時間を見つけて記事を書いていこうと思う。今回投入したザック"RUSH28"とシューズ"SLAB SENSE". この2つは特に秀逸だった。この2つが今回の山旅を快適なものにしてくれた。感謝。これからもよろしく。

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 木曽全山に続いて赤石全山が終わった。いよいよ来年は飛騨の山か。パッと地図を見たところあの山域は無数に枝分かれしていて、主要な山を全て登るには休みが何日あっても足りない。やるなら南北縦断になるだろう。問題はいつやるかだ。10月に入ると雪が降る可能性があって遅すぎる。やるなら9月中旬から下旬にかけてだろうか。
 来年は今のスピードを維持向上させつつ、今よりも重荷に耐えられる力をつけたい。今年は脚はたくさん鍛えたが荷物を背負ってのトレーニングを全くやらなかった。もう少し快適装備を積めたらもっと楽しい。来年の春は荷物を担いでエクストリーム出社トレをやらなければ。

2017.10.09 (月)
【赤石全山5日目】プランBなんて無い
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 僕は赤石山脈の北端を鋸岳に設定した。これがプランAだ。北端を甲斐駒ケ岳に設定することもできた。こちらはプランB. プランBだと北沢峠を出て甲斐駒ケ岳を踏み、栗沢山へ向かうのに3時間もあれば十分だ。そのまま南御室あたりまで足を伸ばせる。鋸岳はできれば寄っていきたいが、行程が遅れた場合はプランBでいくことにしていた。ところが予定通りこもれび山荘に着いて遅れは取り戻してしまった。天気も安定しているので鋸岳に寄らない理由が無くなってしまった。バッチリ破線ルートである。正直プランBでいきたかった。

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 鋸岳経由で甲斐駒ケ岳-栗沢山へ行くには北沢峠を出発していきなり700m下るというアホみたいなルートを取らざるを得ない。この700mの下りも沢沿いの廃道で朝からメンタルがガリガリ削られた。700m降りたと思ったら鋸岳に向かって1,300m登る。何を書いているか自分でもよくわからない。

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 鋸岳へ向かう尾根はガレの海だった。踏み跡はしっかりしてるので特に難しいところは無い。ただただオーバーペースにならないよう落ち着いて一歩一歩刻んでいくだけだ。北沢峠を出て3時間ほどで鋸岳に着いた。ここから甲斐駒ケ岳まではそう、破線ルートだった。メット、ロープ、下降器は持ってくるべきルートだった。鋸-甲斐駒間で20人くらいすれ違ったがみんな岩装備で、軽装は僕以外1人だけだった。

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 鋸岳の山頂でちょうど日の出となるように計算してきたが、角兵衛沢の入口に着くまでの時間を見誤った。鋸岳に到着する頃にはすっかり明るくなっていた。今日から進行方向が北から南に変わるので太陽が眩しい。

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 この先の尾根は垂直な岩壁がV字になっている"ギャップ"という地形がいくつも出てくる。小さいものは屈強な鎖が垂れているので簡単に上り下りできるが、大きいものは大高巻きすることになる。ここも全く調査せずに来たので大ギャップの大高巻きに2時間近く捕まることになった。

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 人間が写っていないからわかりにくいがものすごい高い垂直な岩壁だ。50mはある。ガチのクライマーは大ギャップを巻かずに尾根上を忠実に登下降していくらしい。僕は一度大ギャップの上まで来たが、あんなところを登り下りするなんて信じられない。岩屋氷屋にはなれないなーと改めて感じた。僕は岩と氷をやっている人たちを心の底から尊敬している。

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 大ギャップの大高巻きを処理すると甲斐駒まで長い登山道となって一安心。この辺で甲斐駒六合目石室から出発してきた人たちとスライドした。みんな僕が朝から角兵衛沢を登ってきたと聞くと驚いていた。石室で一泊して反時計回りするのが一般的だと言う。誰かとスライドする度に軽装なのを叱られるんじゃないかと思ってビビっていた。

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 こもれび山荘でお弁当をもらったのでこの辺でいただいた。いやあ美味い。山で食べる弁当は美味いなあ。
 ここで今回の行動食のことを。飛行機はガス缶を運べないのでセントレアから平岡駅の間でガス缶を購入する必要がある。しかし14時25分発のJALを降りてから伊那路3号に乗るにはどう頑張ってもガス缶を調達することが不可能だった。なので今回は5泊もするのに火器無しとなった。はじめはカロリーメイトを100本くらい持っていく予定だったがやめた。

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 今回持ち込んだのはコモパン。長持ちする小麦を使っているため密封状態で1ヶ月もつ。バリエーションも豊富で今回持ち込んだのはキャラメルデニッシュ、バターデニッシュ、クリームパンの3種類。各10個ずつ計30個、重量にして2.5kgくらい持ち込んだ。そのままだと嵩張るのですべて袋から出して6個ずつビニール袋に入れ、体重をかけて潰した後スタッフバックに重ねて入れた。写真を撮っておけばよかったな。2.5kgのパンも圧縮すると3シーズンシュラフ1個分程度の大きさになる。これをその日食べる分だけ取り出してザックの上蓋に入れて食べながら歩いた。

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 デニッシュは潰れても美味い。そりゃあ潰れていない方が美味いがスピードハイクの行動食に贅沢は言うまい。口の中いっぱいにデニッシュを含み、水を飲んでよく噛んで胃袋に流し込めば2時間は腹持ちする。寒い小屋で目覚めても食事は30秒で終わるので支度が早い。カロリーメイトより食べやすくて気に入った。デニッシュ美味すぎ。バターとキャラメルは口に含むまでわからないのでちょっと楽しい。クリームパンは余計だった。水分が多いので重量効率が悪い。次にコモパン縛りで山へ行くことになったら全部デニッシュにするね。

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 あとはビタミン剤とプロテインクッキーを持ってきた。タンパク源に"ホエイプロテイン漢飲み"というのも考えたが、粉はザックの中での扱いが繊細なのでやめた。ジップロックにプロテインクッキーを入れて寝起きと寝る前の一日2枚食べる運用にした。というわけで今回はパンとビタミン剤とクッキーの3本立て。行動中にゴミが出ないのが嬉しい。タンパク源としてナッツや煮干しも考えたが、甘いものが好きなのでプロテインクッキーとした。これは大正解。

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 そんなわけで甲斐駒ケ岳にやってきた。鋸岳から見ると逆光で黒い山に見えるが、南側に回り込んでようやく白い山になる。今日も驚くほど透き通った青空だ。甲斐駒ケ岳もたくさんの登山者がいたが、この山も登山道がやたら広いのでノーストレス。

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 仙水峠へ下る途中にある駒津峰でバッチリ電波が入ったので明日のバスを予約した。そう、明日は韮崎駅まで歩いて高速バスに乗り、新宿から羽田へ行って札幌まで帰るのだ。5日間も山に入っていると「え、本当に明日自宅まで帰るの?」という気分になってくる。いつまでも夢を見ているわけにはいかない。また良い夢を見るため、昼間はせっせと働かなくてはいけないのだ。

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 甲斐駒ケ岳を降りたらお隣の栗沢山まで500m登り、最後のステージである鳳凰三山を目指す。去年の南アルプスで帰りにクルマを運転してくれた方が「鳳凰三山はいいぞ〜」と言っていたので、必ずここはルートに入れたかった。きっとあの人は僕のことなんて覚えていないだろうが、僕はあの強者に出会ったおかげで刺激を受けて、一年間で自分の限界を大きく引き上げることが出来た。また会うことがあったらぜひお礼を言いたい。

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 昨晩は快適なこもれび山荘でリフレッシュしたので、今日は飛ばしに飛ばして鳳凰小屋、あわよくば薬師小屋まで行っちゃおうと思っていた。しかし鋸岳までの廃道や大ギャップに時間を取られて予定どおり今日は早川尾根小屋までとなった。うまいことバランスが取れている。もう一度書くが、山と高原地図の破線ルートは必ずチェックした方がいい。

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 栗沢山から先は登山者がいなかった。連休も今日で終わりなので。アサヨ峰から早川尾根小屋までゆるやかなアップダウンを繰り返す。景色が開けたり美しい樹林が出てきたり退屈しない。時間的に余裕があるおかげかもしれないが、栗沢山-薬師岳間が今回の旅で一番気持ちよく歩けた。鳳凰三山は本当に良かった。再訪したい。この尾根と南部だけ歩くようなルートは組めないものか。無理か。

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 いよいよこの旅最後の宿泊地、早川尾根小屋に着いた。小屋の前のテン場は3組だけ。単独男性がひなたぼっこしていたので僕も一緒にひなたぼっこをしながらお喋りをした。池口小屋も茶臼小屋も三伏峠も独りぼっちだったし、こもれび山荘はみんな仲間と来ているのでやっぱり独りぼっち。ここまで誰ともまともに喋っていなかった。なので今回初めて自分の行程を他人に話した。北海道からシビアなスケジュールで平岡駅まで来たこと。雨の南部を歩き通したこと。毎日パンばかり食っていること。鋸岳のギャップにシビれたこと。明日は韮崎駅まで歩いて札幌まで帰ること。かなりテンションが高くてウザかったかもしれない。話を聞いてくれてありがとう。

2017.10.08 (日)
【赤石全山4日目】反応、反射、音速、高速
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 夜中の0時にトイレへ行くと外が明るい。もう夜明け前か、まだ全然眠っていなくて夕方なのかと錯覚するほど明るい。月明かりだった。昨日までべったり張り付いていた雲は嘘のようにいなくなり、空には中秋の名月と無数の星が輝いていた。こうしちゃいられない。すぐに小屋に戻り支度をして出発した。予報通り今日は晴れる。昨日までの遅れを取り戻すには今日オーバーペースで頑張るしかない。希望が見えてきた。

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 まずは塩見岳へ200m登る。塩見岳登頂後は次の大きな山、三峰岳までかなりの距離を歩く。この間は暗くて写真は無い。上げ目に飛ばしてきたがなかなか景色の良い尾根だった。いつかまた明るい時間に歩きたい。今回の山はコースタイムを60%に設定している。今の僕は息切れしないペースでのんびり歩くと60%, 少し上げ目に歩くと50~55%くらいで歩く力がある。

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 CT60%のペースで歩くと疲れない。腹の減りも緩やかだ。明らかに脂肪寄りのエネルギーで動いているとわかる。しかし少し上げ目にCT55%くらいに出力を上げると途端にエネルギーの消費が糖質寄りに切り替わる気がする。ここが今の僕のボーダーラインなのだろう。

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 このボーダーを引き上げたい、脂肪寄りのエネルギーでCT50~55%で動きたい。高い出力(スピード)を低い負荷(脂肪寄りのエネルギー)で弾き出す。そのためには最大出力を上げる必要がある。最大出力を上げるのに最も効果的なトレーニングはインターバルだ。坂ダッシュは身体に優しく簡単に最大出力を引き上げてくれるトレーニングのうちのひとつ。これからも坂ダッシュを続けて、いつかコンスタントにCT50~55%で動ける身体になりたい。

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 空は雲ひとつない青空で北方には仙丈ケ岳、北岳、甲斐駒ケ岳といった3,000m峰が連なっている。なかなかの遠さだが旭岳から見たトムラウシに比べたら大したことはない。

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 間ノ岳に着いてようやく朝日を拝めた。向こうには富士山が見える。涙としゃっくりが止まらなかった。最近本当に涙もろくなった。なんてことないときに涙が出てくる。しかも今回は間ノ岳に登り切る前に泣き始めた。まだ登っている途中なのに呼吸が乱れて苦しいって。間ノ岳山頂には登山者がいないことを祈ったが、人がいっぱいいた。顔がくしゃくしゃで恥ずかしいのでさっさと北岳へ向かった。

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 自分と戦うために山に登っていると思ったが、こうしスカッと晴れるとそんなことは後付けに過ぎない気がしてきた。もっとシンプルな話。山を歩くのって気持ち良い。晴れればもっと気持ち良い。スカッと晴れた青空と太陽の下で、思いっきり腕を振って脚を前に出して、あの山の向こうの更に向こうの景色を見に行きたい。ただそれだけのことじゃないか。難しいことを考えても脳が無駄な糖分を消費するだけだ。自分の考えていること、自分のやりたいことや行動原理っていうのは、自分が一番わからないものなのかもしれない。だからあれこれ考えず直感でやりたいことだけやりゃあいい。

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 日本で二番目に高い山、北岳へ向かう。そういえば誰かが「二番手じゃダメなんです!!みんな日本一高い山は知っているけど、二番目に高い山なんて誰も知らないんです!!」みたいなことを言っていたな。実は僕も最近まで日本で二番目に高い山はどこか知らなかった。北アルプスのどっかじゃないの、くらいに思っていた。

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 間ノ岳から先は大勢の登山者で賑わっていた。この辺からアクセスが良くなり登りやすい山域となる。しかも今日は3連休の真ん中だ。"南アルプスの北側"は日本アルプスの中で最も関東からのアクセスが良い。新宿から2時間ちょっとで着く。札幌-羊蹄や札幌-樽前くらい近い。そりゃあ人気の山なわけだ。

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 今回ルートに組み込めなかった農鳥山がとても登頂意欲をそそられる山だった。次にこちらへ来ることがあればなんとしてもルートに組み込みたいが、どうしてもピストンになってしまいそうでなかなか難しい。友人Wを誘って来ようか。広河原インの北岳経由で農鳥ピストンして北岳山荘泊、翌日北岳でご来光後に広河原下山的な。

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 せっかく3,200m近い北岳に登ったのに、すぐに2,100mの谷底にある両俣小屋まで落ちてゆく。仙丈ケ岳まで一筆書きで行くにはこうするしかなかった。北岳-両俣小屋のルートは廃道化していて登山者は一人もいなかった。僕の見ていた地図は2014年版で古かったようで、ここ最近登山道が流されて廃道になったらしい。調査不足だった。2014年版の山と高原地図でもこのルートは破線(要注意ルート)となっている。

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 今回の山行では破線ルートを全く調査しなくて何度も苦労させられた。全てのルートを徹底的に調査していくと面白みが薄れてしまうが、山と高原地図の破線ルートだけは調査無しで行くとかなり痛い目を見ることがわかった。次回からはここ最近使われたかどうかだけは調べていきたい。

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 両俣小屋から尾根に登り上げて仙丈ケ岳を目指す。仙丈ケ岳は南アルプスの女王らしい。なぜ女王なのか調べてみると、なだらかで女性的だからということ。ゴツゴツ尖っていたり岩稜の山は男性的と表現されたりする。北海道の山の女王はどこだろう。僕がパッと思い浮かんだのはウペペサンケと石狩岳。どちらも久しく行っていない。大雪やニペから何度も眺めているが、今年の冬にウペや石狩の尾根を歩きに行けたらいいなと思う。

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 仙丈ケ岳も北岳と同じくバスがかなり高い位置まで入れるのでかなりの数の登山者がいた。スライド追い越しが大変かと思いきや登山道が広いのでそれほどストレスは感じない。今日の宿は営業小屋で16時まで到着する必要があるが、時間は余裕なのでのんびり降りてきた。

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 北沢峠のこもれび山荘は満員だった。ここに電話予約をしたのは昨日の赤石岳山頂でのこと。「明日一人泊まれますか?」と聞くと「たった今一人キャンセルが出たので奇跡的に泊まるよ。よかったね」と小屋の人に言われた。実はかなり危なかったのだ。もしもこもれび山荘に泊まれなかったらどうしていただろう。この辺まで来ると避難小屋が少なく営業小屋の方が多いので融通が効かない。おとなしくバスに乗って下山していたか、エマージェンシーシートにくるまってビバークか。
 小屋の食事はチーズハンバーグ定食だった。ご飯とシチューはおかわり自由。その辺の定食屋レベルに美味しくてシチューは4杯もいただいた。もう涙が出そうなほど美味かった。美味すぎて写真も撮らなかったよ。小屋は暖かいし、満員なのに布団のスペースは広くて快適。想像していたスシ詰め山小屋のイメージとは程遠かった。こもれび山荘はスタッフの方々も温かくて本当に気に入った。また泊まりに来たい。今日は3,000m峰を4つ登り獲得標高は3,500mとなった。だいぶ脚を使ったが快適な小屋のおかげで一旦下山したかのように心も身体も全回復した。明日もハードな行程だがまだまだやれる。

2017.10.07 (土)
【赤石全山3日目】敵は自分の中にあった
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 2時に目が覚めて3時に出発することにした。雨は降り続いているが風と寒さはマシになったのでカッパを着込んで出発した。昨晩は12時に寝袋に入って今朝の2時まで寝ていたので14時間も寝袋の中にいたことになる。

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 3ヶ月も前から飛行機のチケットを取って、高価なギアを買い集めて、電車でこんな山奥まで移動して、ロード18kmも歩いて、曇り空や雨風の中を、たった独りで歩く。一体何が楽しいんだろう。なんでこんなに辛いことをしているんだろう。天気が悪いのはわかっていた。別に全山縦走にこだわらなくても天気の良い日にオイシイところだけ歩けばよかった。晴れるまで下界で観光でもしたり、温泉にでも行った方がよっぽど楽しかったはずだ。

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 そもそもどうして自分はこんなハードな山をやっているのか。お金をもらえるわけでも無いし、自分より凄い山をやっている人たちは大勢いて、新規性も無く、誰かに認められるわけでもない。

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 答えはすぐに出た。僕の自転車のバイブル"シャカリキ"という漫画の主人公である"坂バカ"のテルがこう言っている。「坂は相手のいない自分との戦いだ。止めたいと思えばいつでもやめられる。それに勝つ。一番勝つのが大変な自分と闘り合う。だから坂は面白い」と。
 この坂の部分を山に置き換えると自分に当てはまる。僕の山登りやサイクリングは自分との戦い、いわゆる"俺チャレ"だ。自分に課した課題を自分自身の力で突破する。ただそれだけ。誰に認められなくてもいい。自分でハードルを設定して、自分なりに努力をして、ハードルを超えられたら自分の努力を認めて褒めてあげる。そしたら更に高いハードルを設定して、再びそれを超える努力をして…。今はこのサイクルを回すフィールドが"山"というだけのこと。

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 そうとわかればそう簡単に諦められない、自分には負けられない。カッパを着込んで茶臼小屋を出た。聖岳を越え、赤石岳を越え、荒川前岳を越え、時間の許す限りひたすら北へ歩みを進めた。明日はきっと雨が止む。雨はいつか必ず止む。荷物にカッパを積んできたのは雨でも行動するためだ。水抜けを重視してメッシュの靴を履いてきたのは雨でも行動するためだ。6日も山にいれば必ず雨に打たれる。ちゃんと想定していたじゃないか。

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 荒川小屋は営業していたのでカレーを注文して一休みした。食堂はストーブが置いてあって冷えた身体が温まる。もうここに泊まっていきたくなるが、あまり長居はせずに先へ進むことにした。僕とスライドするかたちでカレーを食べ終わった若者が出ていった。この雨でも歩いている人が僕以外にもいる。なんだか勇気が沸いてきた。

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 雨降りなのでGRはザックにしまい、写真はすべてiPhone8で撮った。なかなか悪くない、というかかなり良い写りをする。もうiPhoneだけでいいんじゃないか、と思うのは日中だけで暗い時間はやはりGRに限る。CTEの色はiPhoneには出せない。

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 三伏峠小屋に着くと時刻は17時前。今日はここまでにしよう。三伏峠は多くのテントで賑わっていた。ここは林道からのアプローチが良く塩見岳への中継地に利用される。小屋はさすがに誰かいるだろうと思いきや貸切だった。雨の中の14時間行動は初めてだったが、意外と体は疲れていなかった。写真を見返してみると雨の山もそれはそれで悪く無い気がしてきた。明日はきっと晴れると信じて寝袋に潜り込んだ。

2017.10.06 (金)
【赤石全山2日目】開戦
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 3時行動開始。3時間ほど眠ると目が覚めたので出発する。もう少し寝ている予定だったが今日は昼から雨が降りそうなので早めに距離を伸ばすことにした。池口岳の登山道はよく整備されていて人も結構入っているようだ。ここから光岳までが廃道寸前だと、出だしから遅れてかなり焦る。不安は杞憂に終わった。序盤はものすごい勢いで標高を稼いでゆく。3時間登り続けると辺りが明るくなってきた。

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 大規模な倒木地帯があったが踏み跡とマーカーがしっかりしていて迷うことは無かった。ところがこの先の小ピークを踏んで分岐まで戻ったところ、分岐をスルーして気付かず歩き続けてしまった。結果的に40分もロスした。序盤からこんなので大丈夫かと心配になった。今思えば、この40分が無ければ今日は聖平小屋まで行けたかもしれない。

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 光岳は話に聞いていたとおり山頂は木々に囲まれていて眺望の良い山ではなかった。小屋も営業は終わっている。雨が降るまでまだ時間があるので茶臼小屋まで頑張ることにした。それにしてもなんというどんよりした空だろう。

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 光岳小屋を過ぎたところで水が出ていたので汲んでいく。ここから先、下山するまでずーっと南アルプスの天然水がタダで飲み放題だ。
 この山行に臨むにあたって1週間前から水分鉄分タンパク質を多く摂るように意識していた。山に入って5日間ほとんどの時間を2,000m以上の高所で過ごす。血液が薄いとか血液の巡りが悪いと頭が痛くなったり疲労の回復が遅くなる。ともかく血液さんにはたくさんの酸素を運んでもらわなければ困る。行動中も素早く頻繁に水分を摂れるよう、ハイドレーションかボトルか悩みに悩んで自分の答えを出した。これはまた道具編の記事で書こう。ともかく水は大事だ。常にお腹がパンパンになるくらいがちょうど良い。おかげで頭痛は一度も無かった。

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 茶臼岳を過ぎると雨が降ってきたので予定の聖平小屋は諦めて茶臼小屋までとした。茶臼小屋は営業が終わっているが工事をしていて、現場の方々が寝泊まりしていた。彼らには暖かい部屋や食事が提供されるが登山者は通常どおり冬季小屋。平日なので冬季小屋は僕だけだった。昼を過ぎると雨風が勢いを増したが現場の方々は作業を続行していた。さすがプロは違う。「雨つええ!!寒過ぎ!!やべえ!!」と逆にテンションが高かったくらいだった。
 小屋の中はシャレにならないくらい寒い。寝袋の中で明日からの計画を考えていた。夜になると雨風は激しさを増し、壁も天井もガタガタ揺れていた。この雨はいつまで続くのか。明日の昼までは続きそうだが、昼から出発するようではとても計画を完遂できそうにない。どうする、雨の中出撃するか、上がるまで待つか。考えながら長く寒い夜を明かした。

2017.10.05 (木)
【赤石全山1日目】6時ちょうどの伊那路3号で
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 木曜日は"はんどん"で仕事を切り上げて帰宅し、準備しておいた山着に着替え、パッキングしておいた荷物を背負い新千歳空港へ向かった。はんどん(午前中で仕事を終えること)って最近の若者には通じないらしい。阿部礼二で言ってた。以前はラーメン共和国で冒険していたがここ最近千歳空港で食べるものといえばはなまるうどんのかけ小と決まっている。今回は山に入る前の最後の晩餐ということで贅沢してわかめもプラスした。300円なり。はなまるうどんが自宅の隣にあったら毎日行ってしまうだろうな。

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 久々にJALに乗る。JALの搭乗口には食堂なんてあったんだな。千歳空港には搭乗口にスタバが無いのが残念だ。羽田から帰ってくるときはスタバでちょっと高い飲み物を買って搭乗案内まで待つのがささやかな楽しみ。千歳の搭乗口にもスタバを作ってほしい。

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 今回の縦走では荷物をかなりシビアに見直して切り詰めてきたのだが、どうしてもイヤホン(SE-215SPE)とiPod Shuffleは手放せなかった。飛行機、電車、バスの移動と使うシーンは結構多い。結果的に持ってきてよかった。このくらいの遊び心はあってもいいだろう。営業小屋でも使ったな。

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 まずは赤石山脈の南端である池口岳の登山口を目指す。登山口は長野県天龍村にあり、最寄駅は平岡駅という。最寄りといっても駅から登山口まで18kmある。セントレアを降りたら神宮前で乗り換えて、神宮前から豊橋へ。豊橋で一日一本しか走っていない"特急 伊那路3号"に乗って平岡へ向かうプラン。

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 伊那路3号に乗り込んだのは18時。辺りは真っ暗だった。伊那路3号は明るい時間に乗れば田舎道がゆっくり流れてゆく楽しい旅になるだろう。昨年の秋に谷川岳に登るため普通列車で群馬県土合駅まで行ったが、あの電車旅もなかなか楽しかった。もしかしたら僕は電車に乗って外を眺めるのが好きなのかもしれない。そういえば今は亡き日高本線に乗って様似往復する遊びなんてやっていたな。身体が弱ったら乗り鉄やろう。老後の楽しみリストに追加だな。

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 伊那路3号は3両編成。1両は指定席だが1人しかいなかった。自由席の車両も僕を含めて3人だけ。ガタンゴトンと2時間揺られる。明日からの激しい山旅を想像すると不安と期待が混ざり合って胸が苦しかった。

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 平岡駅を降りたら登山口にある小屋まで18km歩く。ただのロード18kmではない、なんと700m登るのだ。右手に大河天竜川の流れを見つめながら、3時間弱舗装路を歩き続けた。街灯は少ないが月明かりが明るかった。この縦走を連休に入れたのは満月だから。僕のgoogleカレンダーは朔弦望を表示している。大きい山は可能な限り満月付近に入れる。
 避難小屋に着くと23時半。2004年から続く小屋ノートがあったので今の想いを書き込んだ。何年か経って池口岳に行くことがあったら面白いな。マットを敷いて寝袋に潜り込み、秋の虫の鳴き声を聞きながら静かに眠りについた。

 *注) 伊那路3号は6時ちょうどではないです。18:20豊橋発です。念のため。

2017.10.01 (日)
芦別岳(新道)
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 羊蹄から帰宅後は18時にバタンと眠った。23時半起床、24時にタカが迎えにきてくれた。ひさしぶり。1ヶ月以上ぶりだな。積もる話をしながら深夜の道央道を快適に飛ばして大雪山を目指すが、深川を超えたあたりから雨。旭川市内もなかなかの雨。さっきまで輝いていた星はもう見えない。この時期の雨はあかん。南に戻れば雨は上がるだろうということで芦別岳へやってきた。到着が早すぎたので小一時間仮眠。二人ともモチベーションはダダ下がりでめっちゃ眠たいので明るくなってから出発した。

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 新道から登るのは2年ぶりか。一昨年の10月に登っているな。芦別岳は真っ赤に色づくような山ではないが、下の方は黄色い葉が多く美しい。楽しい森歩きだった。

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 半面山まで最高の秋晴れだったが山頂はガス。登山道には昨日の羊蹄以上に雪が積もっている。今日は軽登山靴で来てよかった。山頂は真っ白だったので標識をタッチしたら即下山開始。

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 再び高度を下げると山頂のガスは消えてスカッと晴れていた。下山すると晴れるの刑だ。まあたまにはこういうこともある。早く降りても湯の沢温泉開店待ちの時間が長引くだけなので、のんびり景色を楽しみながら降りてきた。

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 芦別岳は良い。何が良いって下山後の湯の沢温泉とメイプルの組み合わせがたまらん。今年の冬もきっと"晴れなきゃ羊蹄"ということで週末はガンガン羊蹄に通うことになるだろうが、たまには気分転換に芦別岳にも来よう。芦別冬尾根もなかなか楽しい。

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 下山は9時半。温泉は11時開店なのでまだまだ時間がある。隣の公園で靴を洗ったり装備を乾かしてのんびり過ごした。気温は18度くらいで日差しがあるので涼しくて気持ちよい。風はあるが自転車日和だ。今年はこんなに暖かくなる日はもう来ないかもしれない。

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 温泉で汗を流したあとは本日のメインターゲットであるメイプルへ。しかしまさかの定休日。第二、第四日曜日と記憶していたがいつのまにか不定休になっていた。そりゃないよ。というわけで占冠道の駅の洋食屋"ふらいぱん"でチーズハンバーグを食べた。価格は高めだがまあまあ美味しゅうございました。メイプルの定休日が安定しないのはつらい。冬の芦別岳へ行く魅力が8割くらい減る。

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 帰宅は14時でまだ明るい。道具を片付けてから自転車で秀岳荘まで行き小物を買って明るいうちに帰ってきた。2週連続で秀岳荘サイクリングをしている。軽めにくるくる市街地を走るのは適度なアクティブレストになって良い。

2017.09.30 (土)
羊蹄山(真狩)
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 今日は独り。どこの山も安定しないのでトレハイ。行き先はフッタル(風不死-樽前)か羊蹄か迷ったが、ここ最近ご無沙汰の羊蹄を選んだ。久々に真狩温泉に行こう。中山峠を越えると雨。ざぶざぶ雨。登山口で寝て待つと夜明けと同時に雨が上がった。

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 真狩コースは平らだ。歩けど歩けど山頂に着かない。今まで喜茂別、京極、比羅夫、真狩のそれぞれの山頂(1,898m)までの距離や標高差を知らなかったのでちゃんと調べてみた。喜茂別先生、圧倒的ではないですか。山頂標識までの距離が最も近いのでこうなる事は当然だった。

  • 真狩 :360m発, +1,530m, 7.0km
  • 喜茂別:360m発, +1,530m, 5.0km
  • 比羅夫:340m発, +1,550m , 6.5km
  • 京極 :380m発, +1,510m, 7.0km
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 八号目から登山道に雪が現れた。昨晩降ったばかりの新雪だった。羊蹄山冠雪の情報は下山後に知ったので今日は雪は無いものと思っていた。高度を上げると積雪はどんどん増える。というか今現在雪がちらついている。外輪の岩は凍っていた。真狩は標識が一番遠い。なかなかの風で帰りたくなったが耐えて標識まで行ってきた。

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 山頂を後にするとガスが晴れてきた。真狩の町や洞爺湖、ニセコ連峰がよく見えた。待てばもっと晴れそうだが寒いのでさっさと降りることにした。ニセコ連峰は雲がほとんど無かった。今日はあっちで沼めぐりでもするんだったか。

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 晴れていたのは一瞬で山頂は再び真っ黒なガスに包まれたが、一瞬だけ雲の隙間から見えた太陽も見えて気持ちも晴れた。雨上がりのスカッとした青空だ。この雪はきっと一度融けるだろう。山スキーはまだまだ先だ。

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 人気の真狩コースなので今日は50人くらい登ってきた。下りは飛ばせないので景色を楽しみながらのんびり降りよう。久々に真狩コースを歩いたところ、改めて喜茂別コースの良さがわかった。喜茂別の方が空いているのはもちろん、真狩よりだいぶ斜度がキツいのでトレーニング効果が高い。しかしヌタヌタの喜茂別コース下りは難易度高めだ。

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 トレハイするなら羊蹄よりフッタルの方がスピード感があって楽しい。風不死北尾根の道はとても綺麗で斜度も素晴らしいので安心して心肺を潰せる。自宅から近いし、帰りに日中の混雑した中山峠や札幌の中心を通らなくてよいのもポイント。なにより一周目であれば追い越しもスライドもほぼ無い。ゲートが閉じれば二周目も快適だ。今後はトレハイをしたくなったらフッタル一択にしよう。樽前が近くなったのは江別に引っ越して良かったことのひとつ。

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